「マンガ見た目の心理学」[ゆうきゆう](見た目は大事だね)
どうも、さっさです。
今回はゆうきゆうの「マンガ見た目の心理学」
この本はこんなあなたにオススメ。
- 他人の見ために隠されているメッセージが知りたい。
- 自分の見ためが、人にはどう印象なのか知りたい。
- 見ためを変えることで、人生を変えたい。
「見ためで相手の印象が決まる」ということはよくあります。
「見ため」にまつわる知識を日常に活かせば、自分の見せ方が分かったり、相手の気持ちを察する手がかりにもなりますね。
本の内容
- PART1 ファッションはココロを映す鏡
- PART2 ココロは顔に書いてある
- PART3 空間の使い方にも意味がある
- PART4 しぐさや姿勢でココロを読む
- PART5 見ためと評価の心理学
- PART6 視覚がココロを左右する
このシリーズは全部で6冊。
身近なことから、心理学の知識がサラッと学べるので、オススメです。
著者について ゆうきゆう
精神科医。ゆうメンタルクリニック総院長。2008年、上野に開院後、池袋、新宿、渋谷、秋葉原にも開院。カウンセリングを重視した方針で、50名以上の医師が年間約70000件のカウンセリングを行っており、心安らげるクリニックとして評判が高い。
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また、医師業のかたわら、心理学系サイトの運営、マンガ原作、書籍執筆なども手がける。『マンガでわかる心療内科』(少年画報社)の原作、『ココロの救急箱』(マガジンハウス)など、著書多数。
グッときた内容を3つピックアップ
顔立ちから相手を判断してしまいがちですが、だいたい当たっています。
初対面の人に「優しそう」とか「怖そう」って、勝手に決めてしまうことがあります。
それは、脳の負担を減らすために、ある程度型にはめて考えているのです。
こうして経験や直感などに頼って物事の判断をすることを「ヒューリスティックス」といいます。
便利な思考ですが、誤解や偏見につながってしまうことがあります。
日々の表情や態度は、顔に現れます。
目の回りに笑いジワがあれば、その人はよく笑う人だ、といえます。
顔の筋肉のつき方を観察するのもいいかもしれませんね。
見ためと性格に差がある人は、見ためのイメージ通りのキャラクターを意識すれば、人間関係がうまくいくかもしれません。
- 怖そうに見えて、実は優しい。
- おおらかに見えて、実は繊細。
こんな人、周りにいませんか。
「自分って思っているのと違う風に見えているかも」と思ったあなた。
すぐに自分の適切なキャラを勉強してください。
きっと周囲の人はあなたと関わるときに、困っていると思うんですよね。
男性と女性で異なる、会話中のアイコンタクト
会話中に相手の目を見たり、視線を外したりしますよね。
男性は話すとき、女性は聞くときに相手の目を見るという感じで、男女差があるんです。
男性の場合。
相手に話を分かってほしい、ということが大事なので、話すときに相手の目を見ます。
聞くときには、視覚情報を遮断してしっかり考えたいという感じで、目線を外しがち。
僕、完全に当てはまっていますね。
特に聞くときは、関係ないところに目線を向けて、聞くことに集中します。
女性の場合、会話で「共感」や「時間の共有」を重視します。
相手の心を深く読むため、話を聞きながら相手の表情を見る、ということをしているのです。
話すときは、どこかをぼんやり見ている感じになります。
ですから、男性が女性に話すときには、お互い見つめ合う形になります。
でも女性が男性に話すときには、お互いの目線が合わないということになります。
男性は勘違いに注意!
女性は男性の魅力に関係なく、長く見つめる傾向があります。
「なんかよく見られるから、あの人は自分のことが好きなのかも」って勘違いするケースがあるので、気をつけましょう。
相手の態度や表情をよむのが得意な人とは?
相手の表情や態度を読み取り、その気持ちを理解することを「デコーディング」といいます。
デコーディングの能力がより高いのは、
- 大人より子ども
- 男性より女性
- 上司より部下
といいます。
理由は明らかになっていませんが、「必要性が高いから」というのが、よくいわれる説です。
子どもは、まだ1人で生きていくのが難しいので、大人の顔色をよく伺います。
女性は、長い間男性をサポートしたり、子育てをしたりしているので「察する力」がついたとされます。
部下は指示を受けて、評価されるものなので、自然と上司には気を遣います。
体が小さいとか、立場が低いということが、デコーディングの力を高めているといえます。
でも深読みは危険です。
察しすぎてストレスになってしまうことがあるので、ほどほどにしましょう。
特に20代で部下をしている人。
理不尽なお客さんや上司は、どこにでもいますから「無理なものは無理」というスタンスを忘れないことが大事です。