小説

【読了記録】アーマード 生還不能(上下)/マーク・グリーニー(義足の傭兵、爆誕)

さっさ

どうも、さっさです。
マーク・グリーニーの小説『アーマード 生還不能』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。

青字をタップすると、Amazonの商品ページに行けます。

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読んだきっかけ

Amazonで本を検索していたら、この本にピンときました。

軍事作戦が絡む小説は以前読んだ高野和明『ジェノサイド』、伊藤 計劃『メタルギアソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット』が印象に残っています。

任務遂行の難しさや、家族愛や国への帰属意識、戦闘による犠牲とか、感情があっちこっち忙しいのがこのジャンル。

再び味わいたくなりました。

この小説はKindle版で買いました。

読書端末はKindle Oasisを使っています。

あらすじと感想

グレイマン・シリーズのマーク・グリーニー、衝撃の新シリーズ開幕!ベイルートの任務で片脚を失った民間軍事会社の傭兵ジョシュは、メキシコ麻薬紛争での危険なオペレーションに、再び身を投じる!

Amazon商品ページより(上)のあらすじ

西シエラマドレ山脈は麻薬カルテルが勢力争いを続ける無法地帯だった。さらに、麻薬カルテルの仲介人カルドーサが和平交渉を利用し策謀をめぐらしていた。道中、アーマード・セイントの車列は、何度も予期せぬ襲撃を受ける。果たして、ジョシュらチームは交渉の地にたどり着けるのか? そして、無事生還することができるのか? 現代冒険アクション小説の最高峰、グレイマン・シリーズの著者による衝撃の新シリーズ開幕

Amazon商品ページより(下)のあらすじ

片脚を失った傭兵ジョシュ・ダフィー。

3年間はショッピングモールの警護員をしていましたが、かつての同僚からの誘いで再び危険な任務に身を投じます。

アメリカからメキシコへ舞台が移り、悪い組織やスペイン語が登場。

日本にはない雰囲気に圧倒されます。

と、悪い奴らが酒を飲むくだり。スコッチにメスカルにまずいジャック・ダニエル、なんてところがあります。

メスカル!

テスカトリポカ』でも登場しました。メキシコでは愛飲されているお酒なんですね。日本ではAmazonでしか見たことがありません。

ジョシュ達が危険な任務に挑む中、物語は二転三転。ジョシュの妻ニコールも巻き込んでクライマックスに向かいます。

危険な任務中の銃撃戦とか、ダフィー一家の家族愛。

こういったところが印象に残る作品でした。

この手のものをあまり読んだことがない人には、とってもいい小説と思います。

海外小説の主人公にありがちですが、ジョシュの言動に全くブレがありません。これは日本が舞台の小説にはなかなかない雰囲気と思います。

任務を全うする力強さと、妻や子供たちを愛する姿勢。こういったところが印象的でした。

日本の小説だと、主人公が途中でクヨクヨしてしまうのが定番。

でも海外小説はそんなことがなく、どの人物も強気なまま進んでいくイメージがあります。

武器や弾薬、軍用車といったあたりの描写がとても詳しいのも、この小説の大きな特徴。作者が好きなんでしょうね、きっと。

まとめ

いかがでしたか?

今回はマーク・グリーニーの小説『アーマード 生還不能』の読了記録でした。

読書スランプ後の記念すべき1作目でした。

まあ、どうせ何とか生還するでしょう…と多少冷めたところがありながらも、最後のページまで文字を追うことができたのはよしとしたいところです。

次はホラー小説で何か探してみようかな。

この小説を読んでいる途中で唐突に思ったんですよね。「あれ、ホラーが読みたいかも」って。

こういうアンテナって実は大事なんです。

何か探してみよっと。

それでは、また。

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ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
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