【読了記録】新宿鮫/大沢在昌(刑事鮫島が行く)
どうも、さっさです。
大沢在昌の小説『新宿鮫』を読みました。
ネタバレ無しの読了記録。
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読んだきっかけ
最近Kindle Unlimited(月額いくらいくらで200万冊が読み放題というもの)に登録しまして、「ハードボイルド」のジャンルで検索してたどり着きました。
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元々ミステリー好きで、東野圭吾の小説を全部読んだり、「名探偵コナン」のマンガを全巻揃えたりしていました。
でも、ある程度目を通した結果、今は普通のミステリーに飽きているところがあります。最初のうちは、罪に隠された人間模様が面白くて読んでいましたが、色々読んでいるうちにただの殺人事件では物足りなくなってしまいました。
どれを読んでも、結局お金か権力か愛憎のもつれの話ですもんね。ただ、東野圭吾の小説はそれが分かっていても面白い。作者にもよるのでしょうかね。
同じ流れでも、暴力や性行為が淡々と描かれる、「ハードボイルド」というジャンルが今は心地いいですね。
あらすじと感想
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!絶体絶命の危機を救うのは…。超人気シリーズの輝ける第一作が新装版で登場!!長編刑事小説。
「BOOK」データベースより
警官の連続射殺事件。銃を作っている木津が怪しいと、鮫島は単独捜査。ついに突き止めた工房でのバトル。
うん、痺れる。
ヤクザも絡んできて、容赦ない暴力の描写があります。
好きな人にはいい感じ。
また、鮫島には晶という恋人がいます。ロックバンドでボーカルをしています。鮫島によると「ロケットおっぱい」の持ち主。この2人のイチャイチャシーンもあります。
晶は川村カオリをイメージして描かれたそうです。
僕と年齢が近い人は覚えていますかね?「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の主題歌や「翼をください」がヒットした歌手です。僕はこの2曲、いまだに聞きますよ。Apple musicにあります。「翼をください」は色々ありますが、川村カオリバージョンが一番好きです。
川村カオリは、この小説が映画化の際は出演を断ったのですが、ドラマ化の時に舘ひろしの願いで出演することになったそうです。
『新宿鮫』は映像化されて多くの人が知るところだと思いますが、僕はこの小説で初めて知りました。このくだり、リアルタイムで知りたかったなあ……。
まとめ
いかがでしたか?
今回は大沢在昌の小説『新宿鮫」の読了記録でした。
これ、シリーズものなんですね。調べたら全部で11巻あります。
ドラマ「相棒」を全て見ている経験から、ライバル、宿敵、殉職、大物政治家絡みといったことが想像されます。うん、楽しみ。
3巻まではKindle Unlimitedで読めるもので、まずは3巻まで読もうと思います。
それでは、また。