【読了記録】毒猿 新宿鮫2/大沢在昌(鮫島vs毒猿)
どうも、さっさです。
大沢在昌の小説『毒猿』を読みました。
ネタバレ無しの読了記録です。
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読んだ経緯
AmazonのKindle Unlimitedを周回中に、前作『新宿鮫』を見つけて読了。
あまりの面白さに2作目である本作も即ポチ。
このシリーズは2022年11月時点で11作。
3作目まではKindle Unlimitedで読めます。
もし3作目まで読みきったら、次からはどうしようかな〜。
多分全巻買います。
あらすじと感想
凄腕の殺し屋・毒猿が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉が標的だ。孤独な毒猿に心惹かれた奈美は、その復讐劇に呑み込まれていく…。台湾の敏腕刑事・郭とともに、毒猿の爪痕を追う鮫島。葉を匿う暴力団・石和組と毒猿の全面対決が迫る!新宿御苑を舞台にした決戦の果ては!?そして奈美の運命は!?シリーズ最強の敵が鮫島の前に立ちはだかる。
「BOOK」データベースより
評価 ☆☆☆☆★(星4)
いやあ、今回も面白かった。
前作でも破天荒な捜査っぷりを見せた鮫島。
今回は暴力団に台湾マフィアも絡んで、新宿を駆けめぐります。
台湾の銃器が台湾ヤクザを通じて、世界中のマフィアに取引されていて、その流通量は世界有数だそうです。
台湾の警察官で、わざわざ2週間の休暇を取って日本に来ている郭。
郭は毒猿を追っていて、鮫島と密かに協力。
郭と毒猿はテコンドー(足がメインの格闘技)の使い手。
「ネリョチャギ」という、頭をかかと落としする技が印象的。大きな石で頭をかち割るのと同じような痕跡。死体発見現場で、鑑識もまさか「かかと落とし」とは思いません。
前作でも登場した鮫島いわく「ロケットおっぱい」の持ち主である恋人の晶も登場。鮫島といちゃつくシーンが見られます。
また、水商売の店に勤める奈美も登場。(奈美が酷い目に遭うところは心苦しいものがありました。)
終盤でやっと、毒猿と葉の対面です。鮫島もそこに加わります。
500ページを越える長編ですが、暴力とエロがいい感じのバランスで、最後まで目が離せません。
このまま全巻制覇したいですね。
それでは、また。