学び・勉強

【ニュースへのオピニオン】教科書のデジタル化についての見解を伝えます。

さっさブログ 教科書 デジタル化
さっさ

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6372976

教科書、原則デジタル化を 平井担当相 「時代の要請」という共同通信が伝えたニュースについて、塾講師として思うところを伝えます。

スポンサーリンク

内容は、「小中学校の教科書のデジタル化を進めていくということ」

さっさの予想 「タブレットやノートPCが1人1台配布されて、それを使って授業を受けるようになる」

いいと思うところ

重たい紙の教科書を、毎日持ち運びしなくていい。荷物が軽くなる。

ランドセルを背負っているのに、さらに習字道具やピアニカ、給食袋にバレーシューズ、、、登下校をする小学生を見ているともはや拷問かと思います。

映像・音(英語の発音とか)があると思うので、紙で見てるよりも学習効率がいい。

これは、多くの人が納得するところだと思います。

個人的には、理科の物理や化学実験が映像で把握できたら、理解が深まると思います。

女子で苦手な人が多い、天体もそうですね。

ペーパーレス化がようやく進められる点

塾でも、紙の文化が根強いので、なんとかならないかと奮闘中です。

入会の契約も紙。

連絡事項も紙。

講座や懇談の申し込みも紙。

教育業界は、紙を使いまくっています。

IT化はメールでの連絡や映像授業の配信くらいですね。

この点は、小中学生全員がスマホなどの端末を持っていないことが解消されれば、一気に解決に向かいます。

心配ところ

タブレットがiPadだと仮定すると、1台で小1〜中3の9年間は無理。紙の教科書と比べた時のコストはどうなのか。

僕は長くて3年が限界ですね。

3年でも「信じられない。毎年新しいものに買い替えてるよ」という人もいますよね。

ある程度使っていると、アプリの立ち上がりが遅くなったり、何かと表示スピードが遅くなったりしてきます。

スマホでいえば、2020年10月時点でiPhone7以前の端末を使っている人は、やばいです。何かをタップするたびに、いちいち真ん中でクルクルして、待ち時間があるはずです。これは例えばiPhoneSEに買い換えるだけで、反応速度が約2倍になります。

タブレットは決して安い買い物ではありません。

でも、1台で9年間使い続けるのは絶対に無理です。

その辺りのコストが紙と比べてどうなのか。

「なんとなく紙の方がいい」という発想が根強いから、話がなかなか進まないであろうという点。

紙派の人は、紙の魅力をもっと言語化して欲しいですね。

ニュースのコメントを見ていると「元々使っているものだから変えない方がいい」という、根拠のない人もいます。

そういう人は、ぜひ電子書籍に触れて欲しいです。便利なところがたくさんあります。

子供の視力の心配をしている人が少なくない、という点

塾で以前、めちゃくちゃ気をつけて生活していたのに、結局視力が悪くなってしまった生徒がいました。

欧米では使用時間の制限と近視対策の目薬、日陰で過ごす時間の確保をしているそうです。

果たして、遺伝なのか、外的要因なのか。

ブルーライトは太陽光線にもたくさん含まれていますからね。メガネを買う時のオプションで「ブルーライトカット加工」がありますけど、個人的には意味がないと思っています。

「この辺りに書いてある」とか「真ん中あたりにはこれが書いてある」とかボリューム感を気にする人がいる点。

確かに紙の本の厚さは、1つの指標になります。

この点は、今後慣れていくしかない、というところですね。

スポンサーリンク
ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
記事URLをコピーしました