中谷彰宏

「オンリーワンになる勉強法 一流になる53の方法」[中谷彰宏](大人になってから勉強って大事だよね。)

さっさ

どうも、さっさです。
今回は中谷彰宏の「オンリーワンになる勉強法」を紹介します。

2003年3月6日初版発行。
大学1年生の時、初版で買いました。
2021年になっても自宅の本棚にあり続ける名作です。

大人になってからも勉強が大事なのは、分かってる。
でも、30代以降には自分の時間が無くなり、気力も徐々に衰えていきます。
その中で、何をすべきなのか。何をしないべきなのか。

あなたが今学生だったり、20代でガンガン働いているのであれば、今後のためにぜひともおさえておきたいものです。
時間つぶしのためにスマホを眺めて休日が終わっている人は、かなりもったいないことに気づくはずです。

勉強法は学生時代より大人になってからの方が大事です。

オンリーワンになりたい。
自分の軸を作りたい。

そんな人にうってつけの1冊です。

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この本から学べること

勉強とは、自分の中に軸を作ることだ。軸のない人は、仕事や恋人を次々と変える。

恋人をコロコロ変える人は、軸がない人です。
軸がブレているのです。
これは仕事を次々と変える人も同じです。
軸がないから目先の鮮度だけで動きます。

軸のない人が転職すると失敗します。
軸がある人は転職してもちゃんと成功します。
転職して成功するかどうかは、その転職が是か否かではなく、その人に軸があるかどうかです。

変化することは大切です。
変化していくためには、軸が必要です。

軸がある変化は、進化していくことです。
軸がない変化は、今までの財産を全部捨てるということなのです。

大人と子供の違いは、自分で学べるかどうかだ。

子供は強制的に勉強させられますが、大人はそんなことありません。
しかし、子供は勉強しなきゃいけなくて、大人は勉強しなくていいということではないのです。

勉強するのは、強制されない大人の方がはるかに難しいです。
学校を卒業した時点で、自分で勉強できるようになっているかどうかです。

自分で勉強できるようになったら、自ら生き方を学んでいきます。
生き方を学んでいなければ、それは勉強になっていません。
本を読んで何か情報を得るだけなら、それは勉強とは言いません。
本当の勉強というのは、そこから生き方をくみ取ることです。

勉強すればするほど、相手の凄さがわかる。

勉強すると、世の中にはすごい人がいっぱいいることがわかります。
勉強すればするほど、相手の凄さがわかります。
これは勉強しないとわかりません。

勉強すればするほど、自分の前を入っている人は遠く感じます。
勉強すればするほど、簡単なことが難しくなります。
難しさが分かるようになるのです。
これが勉強です。

勉強すればするほど、どんどん奥が深くなります。
奥が深いと感じること、凄い人がいると感じることが、謙虚になるということです。

黒澤明監督がハリウッドでアカデミー賞をもらった時に「僕は映画がよくわからないんだよね」と言いました。
これが奥が深いということです。

まとめ

この本は中谷本の中でも、当たりです。

他にも、
・言葉では説明できないものを学ぶのが、勉強。
・ノートとペンを持たない運動選手は、一流になれない。
・負けたことから学んだ人は、強くなる。
・勉強することで、自分を見つけることができる。
・勉強というのは「凄い」に気づくことだ。
・まわりくどい説明は、勉強が足りないからだ。
・大人の勉強は、満点を取らなくてもいい。満点を取ったら、効率が悪いことをした証拠。

と、学べることが目白押しです。

今、学生でなんで勉強しなきゃいけないんだろうという人。
働いていて、今の自分が不安な人。

勉強法を身に付ければ、きっとうまく生きられるようになりますよ。

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ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
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