【読了記録】佐久間宣行のずるい仕事術/佐久間宣行(この人はやりたいことやったもん勝ちだと分かってる。)
どうも、さっさです。
佐久間宣行の『佐久間宣行のずるい仕事術』を読みました。
さっさ的生きるコツをピックアップしてお伝えします。
発行 2022年4月5日
読了 2022年5月31日
久しぶりに「ビジネス・経済」ジャンルを読みました。
もう僕自身、猛烈な読書で心が整っていて十分幸せですし、「いつ死んでもいい」という心境で毎日を過ごしています。
そんな僕でもグッとくるところがいくつかあったので、著作権に触れない程度に振り返りたいと思います。
読んだきっかけ
AmazonでKindle本「ビジネス・経済」で検索して、最初に出てきた本でした。
佐久間さんのことは知らなかったです。
元テレビ東京のプロデューサーなので、人の懐に入るスキルは高かったと想像されます。
グッときたところを3つだけ
・人を責めずに「仕組み」を変える
部下の失敗は、その人の能力によることもあります。
ですが、残業や超過勤務、度重なる休日出勤による疲労が原因かもしれません。
僕が勤める学習塾で言うと、繁忙期にイライラして、余計な一言を生徒や保護者に言ってしまい、クレームになるケースがあります。
夏休み前と冬休み前、2〜3月は特にそういう状態になりやすいです。
そういう時は、例えば有給を使って社員を休ませるといった感じで、仕組みを変えることが有効と思います。
権限を持つ上司の人は、もう少し部下に寄り添ってほしいですね。
何も言わないから平気だとは限りません。
聞かれないから言わないだけで、実は大きな不満を抱えているかもしれないのです。
・「インプット」し続ける
これは大事なことですね。
ある程度要領が分かってくると、このまま一生を過ごせばいい、と安全思考に陥りがち。
でもそういう人って、太ってお腹が出てきたり、明らかにやる気がないのが若手に伝わったりしてしまうものです。
最新のニュースをチェックしたり、読書の習慣を続けていれば、自分の見た目や言動に気をつけるようになります。
得意な分野を深めたり、時には登山やゴルフなど、未経験のことに時間を費やすのもインプットです。
インプットの習慣がない人は、「あの頃は良かった」と自分のピークが過去にあるはずです。
今もこれからもインプット、学ぶ習慣を身につければ、人生は好転します。
・「省エネモード」があっていい
勤務時間中はフルパワーという人がいます。
学校では何事にも熱心な人は周りにも先生にも大事にされました。
でも、社会人になると、これではやっていけません。
どんな仕事でも同じです。
年齢とともに体力、気力は落ちていくので、力を抜いていい時間を早く見極めるべきです。
お客さんや上司、取引先と向き合う時だけ、最高の自分を演出して、それ以外の時はスイッチを切ってのんびりしていればいいのです。
仕事中だからといって、なんでもフルパワーでやる必要はないのです。
むしろ結果を出している人ほど、サボるのがうまいのです。
まとめ
今回は佐久間宣行の『佐久間宣行のずるい仕事術』を振り返りました。
他人の正解探しに一生懸命で、消耗している人は多いです。
働いていて自分らしくないとか、どう見てもしんどいのは自分のせいじゃないという感覚がある人は、我慢し続けるより転職を考えた方がいいです。
頑固な上司は昔から頑固で、今後も改善してくれません。
会社全体で、離職が止まらず何年もずっと忙しいなら、その会社は倒産に向かっています。
もちろん、ある程度の我慢は必要です。
でも、心身に不調をきたすレベルなら、それ以上我慢してはいけません。
上司にしんどいことを素直に伝えて、改善の見込みがなければ、転職や起業を検討した方が、確実に幸せになれます。
それでは、また。