ビジネス・自己啓発

「新入社員読本」[日本生産性本部 編](働くって大変だよね。分かる分かる)

さっさ

どうも、さっさです。

この記事の公開は2021年5月2日。GWの真っ只中。
新入社員の多くの人は1ヶ月の勤務を終えて、「やっと連休だ〜」とホッとしていることでしょう。

同時に「働くって大変だなー」「もっと自分磨かなきゃなー」と仕事に対する不安やスキルアップの必要性を感じているはずです。

そんなあなたに、今回は「新入社員読本」を参考に、今月39歳になるベテラン塾講師からのアドバイスです。

気持ちの整え方と、具体的なアクションプランをお伝えします。

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新人の悩みあるある

仕事以外の時間が取れず、学習の時間がない。

「仕事に関する知識を増やしたい!」「会話がうまくできるようになりたい!」「伝わる文章が書きたい!」と勉強の欲がわいてくるものです。でも時間がない。

仕事に関する専門知識は、朝の時間と通勤時間を利用しましょう。
夜帰宅後には勉強や読書など生産的な活動は、疲れてなかなかできません。
朝の時間と通勤時間がチャンスです。満員電車や車の運転で難しい、という人はYouTubeやオーディオブックで十分な勉強ができますよ。

自分の判断に自信が持てない。

「自分なら」より「部署の責任者なら」どう考えるか。

物事はなんでも多面的です。学生時代の勉強と違って、もはや正解はありません。考え方によっては戦争ですら正しいことだと言えるでしょう。正解がない中で「これだ!」と自分で決めて物事を進める。これが社会人です。

その時の判断基準は、責任者のつもりで。
もちろん、難しい案件は無理せずに上司に聞いてください。でしゃばった上に状況を悪くしてしまうのはよくありません。

学ぶことが多くあり、何が大事なことか分からない。

もっとシンプルに考えましょう。

葉隠」という本に「人間は見た目・言動・筆跡が大事。これらが整っていれば、よほど大丈夫」と書かれています。確かに体型が健康的であったり、表情が明るかったりというのは大事ですよね。言葉遣いが良いと好感が持てます。字が上手だとさらに良いです。江戸時代の武士道について書かれている本ですが、現在でも十分通用します。

こんな感じで、人として良いこと、こうしたらモテる、と人間力につながることを中心に学んでください。他のことはぶっちゃけ枝葉みたいなものものです。

簡単な仕事ばかりでやりがいがない。

雑用こそ真剣にやりましょう。できる上司ほど掃除や印刷といった雑用の仕事のレベルが高いです。その人は上司だからそうなったのではなくて、新人時代からずっとそうなのです。

上司は新人の何を見て評価するのか?

ズバリ雑用です。雑用のレベルが高い新人に新しい仕事が回ってくるのです。

職場の人とうまくやれるか不安。

大丈夫。上司もあなたとうまくやれるか不安ですから、お互い様です。

うまくやれるようになるために、まずは目の前の仕事をきちんとこなして信頼を作りましょう。また上司の思考や言動をよく観察してください。

職場の人が新入社員に期待しているものとは?

「能力」より「人柄」です。

先輩に敬意があって、謙虚な姿勢であること。これだけで十分です。

アピールしようと思って、自分のことばかり好き勝手に話してしまわないようにしましょう。話せば話すほど、評価は下がります。

先輩に教えるなんておこがましい?

新人もれっきとしたチームの一員ですから、遠慮しすぎるのはよくありません。

例えば40代以上は対面・電話を重視する人が多く、メールやチャットがうまく使えない人が一定数います。メール1つで済むことを、わざわざ出向いて話したり、電話したりします。スマホ・PC・タブレットの操作はあなたの方が上手なはずですから、先輩が悩んでいるようだったら、ぜひ教えてあげてください。

社会人としてよくないふるまいとは?

無責任で自分勝手な行動、ダメな言葉遣いはやめておきましょう。

アメリカのフリーウェイでは、1台の車の急ブレーキが後方300kmに影響するそうです。自分の言動1つで誰がどのように感じるのか、いつも考えましょう。

自分の考えをうまく説明できない。

仕事での会話は、結論から伝えるようにしましょう。

上司に質問された時には、まず質問にきちんと答えます。よくある失敗は、上司はイエスかノーが聞きたいだけなのに、新人が事情や背景から話し始めてしまうパターン。マジでやめてください。

語彙力が不安な人は、読書をしましょう。言葉を知らなければ、考えることもできません。語彙力が身に付けば、会話のスキルが上がります。

お金や健康など興味のあるもので売れているものからなら、始めやすいのではないでしょうか。慣れてきたら歴史や哲学にも興味が出てくるはずですから、どんどんいきましょう。

絶対に忘れなければメモは不要?

記憶力に自信があってもメモはしたほうがいいです。上司の指示や指導を、その場でメモする新人には好感が持てます。

学生を見ていると、成績が悪い人ほどメモしません。良い人はノートが先生の雑談内容までびっしりです。

小さなメモ帳でもいいですし、スマホのメモアプリやボイスメモでもいいです。

多忙な毎日の繰り返しのように感じる。

「忙しい」という字には、「心を亡くす」という意味があります。つまり「忙しい」というのは自分の心が死んでいる状態なのです。仕事に追われると、なります。

ではどうすればいいのか?

今この仕事は誰かの役に立っている、と感じることです。塾の授業では、目の前の子供の人生が変わろうとしている、という感じ。教科書の内容を伝えて終わりではありません。その子の人生がかかっている時間なのです。1秒も無駄にはできません。

また、仕事以外に打ち込めるものを見つけることです。できればマネタイズできるもの。

ゲームが好きなら、YouTubeで配信しましょう。プレイ日記をブログで書いて、SNSで同じゲームをしている仲間と繋がりましょう。

映画や読書、楽器にしても「自分だけで消費して終わり」ではもったいないです。

世代も出身も異なる人とつきあうことが不安。

いちばんのオススメの話題は「食べ物」

人間は全員食事をしますから、性別年齢関係なく話せます。好き嫌いやうまい店など、詳しければ詳しいほど盛り上がって、あなたが得をする話題です。

特に嫌いな食べ物は必ず盛り上がります。野菜やキノコがよく出てくるので、ちょいと調べておくのもありですね。

あなたに嫌いなものがないとか、面白く話せないという人は、チャンスがあれば上司や顧客に質問してみましょう。色々語ってくれますよ。

次のおすすめは「ゴルフ」

無愛想に見える上司が、子供のように感情を爆発させるところが見られます。そしてなぜかゴルフの上手さと仕事のレベルは比例します。ゴルフができる人は、仕事もできるし、仕事ができる人はゴルフができるのです。考えることがいろいろあるからでしょうかね。

「休日をゴルフに取られるのは嫌だなー」と思うのならやめておけばいいです。色々調べてみた結果、そうでなければ、ぜひ即始めてください。メリットしかありません。

まとめ

いかがでしたか?

面倒な就職活動を経て、ようやく社会人になることができました。できるだけ早く職場に溶け込んで、早く成長したいですよね。

いろいろ書いてきましたが、一番大事なのは「見た目・言動」を磨くことです。

見た目をよくするためには服や靴・時計の選び方、メイク、髪型、メガネについて勉強がいります。

言動を良くするためには、会話や文章について勉強がいります。自分のキャラに合うスタイルを早く見つけましょう。

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ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
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