「人は誰でも講師になれる」[中谷彰宏](まず「なりたい」という意志だね。)
どうも、さっさです。
今回は中谷彰宏の「人は誰でも講師になれる」から、成長のきっかけを共有しましょう。
・講師にはなりたい。でもどういう勉強をしたらいいのか分からない。
・どうしたら講師の依頼が来るのか。
こんな感じで、ガチで講師になりたい人もいれば、
・人前で話すときに、どうしても緊張してしまう。
・どうしたら人前で堂々と、一人前の話ができるのか。
と悩んでいる人もいますよね。
また、講師になれる、スピーチができる、物事をきちんと伝えるというのは、生きていく上で重要なスキルです。
結論から言うと、才能や経験は関係ありません。話し方がうまい・下手でもありません。「なりたい」という意識を持つことです。
講師になれる具体例71よりピックアップして、さっさ的カバー。
自分で当たり前なことが、世の中では価値がある。
「こんな当たり前のこと、わざわざ話す必要はない」と、つい思い込んでしまいます。
実はこれ、大きな勘違いです。
全ての人が、その人だからこそできることをやっています。
その人のコツ・ノウハウ・工夫は、他の仕事をしている人から見れば、「へー」と驚くことばかりです。
自分が特殊だと思っていることは、世の中では当たり前なのです。
スポーツや楽器、映画や本、ゲーム。
「こんな当たり前のことでいいんですか」ということを、みんなは聞きたいのです。
始めることで、準備するべきものが分かる。
準備に時間をかけないことです。
「何を準備したらよいか」を調べているうちに、講師になりたい気持ちが消えていきます。
なりたいと思った時点で、すぐ始めることです。
ブログを始める。YouTubeを始める。SNSで発信する。
準備をしている間は、とてつもなく高い山を登ろうと感じてしまいます。
でもいざ始めてみると、ちょっとした石くらいのレベルだと気づきます。
越えてみると、なんでもないものになるのです。
ブログでノウハウを連載する。
本を書くのはハードルが高いですが、ブログなら誰でも書けます。
ブログの書き方のセンスで、「この人に講師を頼もう」と思えるのです。
ブログには、
①自己満足のブログ
②ノウハウを書き続けているブログ
の2種類があります。
「今日は◯◯さんと会いました」
「今日はこんなものを食べました」というのは、完全に自己満足の日記としてのブログです。
有名人ならこれでいいのですが、一般の人はこれだけでは人が集まりません。
依頼が来るのは、ノウハウを書き続けているブログです。
ブログはチャンスです。
聞きに来る人たちが最も解決してほしい答えを話す。
参加者が解決してほしい問題に答えることが大切です。
僕が勤めている塾で、「正月特訓ゼミ」という中3生対象のイベント講座があります。
難しいのは、初めて会う生徒がいるということ。その生徒が何を悩んでいるか分かりません。
自分の話した内容が、聞き手の聞きたいことと一致しているかどうかを考えるのは大変です。
ですから、授業の最初に一斉にアンケートをとって、勉強に関する悩みを聞きます。
授業内でその答えを話せば、8割は満足してもらえます。
あとは自由に話しても大ハズレはないのです。
熱心に聞いている人は、必ずいる。
聞き手のモチベーションのレベルはまちまちです。
どこにレベルを合わせていけばいいか、分からなくなります。
会場には、相対的にモチベーションレベルの高い人がいます。
そういう人に向けて話すと疲れません。
寝ている人を起こそうとか、赤ちゃんに聞かせようとしたら、失敗します。
熱心は人は分かります。
目を見て、うなづいて、メモをとっています。
その人が満足したら、自分でもやりがいがあります。
会場に来た人全員を満足させる必要はありません。
まずは熱心な人に満足してもらえばいいのです。
まとめ
いかがでしたか。
今回の話は、普段ブログやSNSで発信している人にも参考になりますね。
どうしたらPV数やフォロワーが増えるのか。
どうしたらコアなファンを育てることができるのか。
そういった悩みの解決にもつながる内容です。
他にも
・1分でできない話に、依頼は来ない。
・反論されたら、「あなたが、正しい」。
・本や先生の受け売りをしない。
・募集しても集まらないことを、まず知る。
・集まる人数に一喜一憂しない。
といった気になる内容が書かれています。興味があれば、ぜひチェックしてください。