「大学時代しければならない50のこと」[中谷彰宏](これからのテストには範囲も正解もないんだよ)
どうも、さっさです。
今回は中谷彰宏の「大学時代にしなければならない50のこと」
大学1年生の時、本屋でたまたま見かけて手にした本書。
以降、様々な自己啓発本を読んできましたが、この本が自己啓発の原点にして頂点です!
著者紹介 中谷彰宏(なかたに あきひろ)
1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
Amazonより
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。
91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』(ダイヤモンド社)など、800冊を超す。
「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。
2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。
かつては「笑っていいとも!」にも出演されていたそうですが、僕が知った時には、もうその時は過ぎていましたね。残念!
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この本がピッタリな人。
- やりたいことは決まっていないが、エネルギーだけはある。
- この先何をしたらいいか分からない。
- 夢を実現したい。
- 大学時代に何をしておけばいいか知っておきたい。
- もう働いているけど、大学時代に何をしておけばよかったのか知りたい。
グッとくるところを8つ厳選。
「コイツはすごい」という人に出会えば、第2の自分が目を覚ます。
大学時代にしておかなければならないのは、「第2の自分」に目を覚ますことです。
生で「コイツはすごい」という人と知り合いになりましょう。
それは先生、先輩、バイト先の人、もしかしたら後輩かもしれません。
後輩で「すごい」と思える人が現れたら、あなたもかなりの天才です。
出会うことができたら、あとはもう自然とやることは決まってきます。
明日のために 「コイツはすごい」という人に出会う。
もぐりの学生が、いちばん熱心だ。
大学の先生で、心の師匠が見つかったら、その先生の授業は全部受けます。
単位になるとかならないとか、そんなことは関係ありません。
すごい人から1滴でも多くのエッセンスを吸収するのが目的だからです。
出席カードや単位のために講義を聞くのではありません。
例え正規の学生であっても、もぐりの緊張感を持つべきです。
明日のために 単位に関係なく、もぐってでも聴く講義がある。
師匠から学ぶものは、勉強の中身ではなく、勉強への覚悟である。
独学というのは、自分だけで勉強するということではありません。
誰から何を教わるかということを、自ら編み出すことが、独学なのです。
大学時代に勉強しなければならないのは、勉強の仕方です。
もっといえば、厳しい勉強への覚悟です。
勉強は大学を卒業しても一生続きます。
社会に出れば、あなたはきっと思います。
なんと学生時代ののんびりしていたことか、と。
勉強は社会に出てからの方が厳しいです。
でも、勉強の仕方さえ身についていれば、どんなに新しいことを勉強しなければならなくなっても、対応できるのです。
勉強できないということは、どんどん取り残されていくということなのです。
明日のために どんなに飲んで帰っても、とりあえず机に向かう。
今の成績より、机に向かう習慣で、生涯の差がつく。
小学校の低学年で勉強ができるかどうかは、それ以降の成績とあまり関係ありません。
ただ、机に向かって座ることができる子供と、できない子供という決定的な差がつきます。
じっと座れない子供は、勉強が一生できなくなります。
もし大学生になって、じっと座る習慣がなければ、あなたは一生何もできません。
「もっと勉強すべきだった」と社会人になって後悔することがあります。
でも、こういう人は一生勉強できません。
すべきだと思ったら、今から始めればいいのです。
学生時代に身につけておかなければならないのは、勉強に対する覚悟なのです。
明日のため 受験時代より、勉強する。
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いやいや勉強する人は、勉強しない人以下だ。勉強しないのも、人生の選択だ。
大学では「勉強しなさい」と誰も言ってくれません。
「やばい」と思えるかどうかです。
勉強しようという気持ちになっていない人に、勉強しようとさせるのは不可能です。
「勉強が好きですか?」
本気で考えてみてください。
もし本当に勉強が嫌いなら、無理してやってはいけません。
やりたいことを見つけるには、自分の気持ちをごまかさないことです。
「勉強は嫌いだから、一生しない」
それも立派な決断です。
情けないのは、好きでもない勉強をイヤイヤしている人です。
イヤイヤ勉強するくらいなら、やめてしまいましょう。
明日のために 嫌いな勉強はしない。
君が嫌いなのは、勉強ではなく、先生や学校だった。
勉強が好きになるかどうかは、先生にかなり影響されます。
好きな教科は、好きな先生に教わったはずです。
その教科が好きだから、先生が好きになることは、まずありません。
先生が嫌いなだけなのに、元からその勉強が嫌いだと思い込んでいませんか?
学校には様々な規則があります。
そんな学校が嫌いで、勉強も嫌いだと思い込んでしまっていませんか?
明日のために 学校以外で勉強する場所がある。
これからのテストには、試験範囲も、正解もない。
勉強が嫌いになってしまう理由の1つは、テストです。
もしかして勉強が嫌いなのではなく、テストが嫌いなのではありませんか?
学校で試験範囲が発表されると「えーっ」と幼稚な声をあげて、広すぎると言いますよね。
でも社会に出たら、試験範囲はありません。
おまけに、正解もありません。
正確にいうと、正解は1つではなく、いくつもあるということです。
これまでの勉強は、先生がつくったたった1つの正解を探り当てるものでした。
でもこれからは、先生にも思いつかない新しい正解を見つけるための勉強です。
これまで優等生だった人は、全く役に立たなくなります。
大学に入ったら、1日も早く、このルール改正に気づいてください。
試験範囲がなく、正解もない勉強のトレーニングを始めることが大切なのです。
明日のために 解答のついていない問題集を持つ。
天才になるコツは、質より量に徹する。
どんな才能も量が少ないものはダメです。
ピカソは8万点の作品を残しました。
仮に10歳から90歳まで描き続けたとしたら、80年間ずっと、1日3つ以上の作品を仕上げていくペースです。
時間のかかる油絵や彫刻もつくっています。
天才ですら、これだけの量をやっている。
最も効率の良い勉強の仕方は、とにかく量をこなすことです。
量がどんどん積み重なって、ある時初めて質に転換できるのです。
途中でオセロのように白黒がパラパラと一気に変わる瞬間が訪れます。
その時まで続けるのです。
明日のために 好きなものは、量をこなす。
まとめ
僕は大学1年生の時に、この本に出会えて幸せでした。
1日も無駄に過ごしてはいけない、という覚悟ができたからです。
勉強も一生懸命やりましたが、遊びもバイトもサークルもゼミも恋愛も全部全力でした。
それでも後悔がなかったか、と聞かれると、答えに詰まってしまいます。
全力で過ごしてもこうなのです。
まさに今、大学生の人は、どうか1日も無駄にしないでください。
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