「なぜあの人はストレスに強いのか プレッシャーを楽しむ48の具体例」 [中谷彰宏](小さなことに感動しよう)
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どうも、さっさです。
今回は中谷彰宏の「なぜあの人はストレスに強いのか」
どんな本?
仕事上のストレスに悩んでいる人」
Amazonより
「人間関係で悩んでいる人」
「自分の将来に不安がある人」
「自分はプレッシャーに弱いと思っている人」
「まわりのみんなが自分のことを嫌っていると思っている人」
などを対象に、ストレス克服法と前向きな生き方を紹介。
自分のリズムをつくって仕事を楽しくする方法や、失敗した時の気分転換法、気分を高めるメンタルトレーニング、初対面の人と緊張しないで話すためのコツ、ストレスを減らすための運動など、具体例をあげながらストレスと楽しくつきあう方法を解説します。
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グッとくるところを5つ厳選!
健康であることも才能
体を壊してしまえば、「運が悪かったね」ということかもしれません。
でも実際には、その人の心がけ、姿勢が悪かったことも大きい。
スポーツの世界では、「怪我しない」「病気しない」が一流選手の条件です。
ビジネスマンも経営者も、体を壊さないことが、仕事ができる人間としての条件です。
根性で頑張っている人ほど、体を壊します。
そのうち限界が来るのです。
上手く生きるためには、休むことも計算に入れてやっていかなければならないのです。
健康とは、心身がストレスに強いことです。
言い訳をしなくて済むように、ストレスに強く、健康でいることが大切なのです。
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10代、20代の人はほぼ病気をしないので、ピンと来ないかもしれませんね。
30代になると体力、気力の低下は必ずあります。
自分のパワーと相談しながら、力の入れどころを調節して生きていくのは大切なことです。
小さなことに感動することで、生きている価値を感じる。
自分が売っている商品に価値がないと思ってしまうと、売れません。
商品ならまだ良いです。
自分自身の価値が見出せなくなると、行動に積極性が無くなります。
「自分はそんなに価値のある人間だろうか」と思ってしまうのです。
現代は、働き盛りの人が「自分の価値は何だろう」と考えて自殺します。
20代、30代でもです。
自分の価値が見出せないために、生きている意味、生きている価値がないと考えてしまうのです。
自分の命に対してもったいない、という気持ちを持つには「小さな感動」が必要です。
小さなことに感動できるかどうかが、ストレスの1つの乗り越え方です。
涙を流すくらいの大きな感動は、なかなかありません。
「今日はこんなに勉強した」
「先生、上司にほめられた」
そんな毎日の小さな感動でいいのです。
小さな感動が、そのうち大きな感動を生み出します。
小さい感動を見つけ出したときに、自分の価値を見出すことができるのです。
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他にも道に咲いている花、いつも使っているシャーペン、毎日顔を合わせている人たち。
いつもの小さなことに感動できれば、ストレスは減りますよ。
他人の視線より、自分の中心に意識を向ける。
ストレスは他人との人間関係からも生まれます。
「将来成功できるか」という、自分自身の問題から生まれるストレスもあります。
自分自身の問題で、周りの目を気にし始めると、問題が大きなってしまいます。
他人の目を気にしてはいけません。
今抱えている問題があれば、「これは自分自身の問題。他人は関係ない」とはっきり意識しましょう。
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ある程度の分別、自分の軸となる価値観。
これらが既にあれば、他人の正解探しはやめた方がいいですよ。
人間は自分を守るために文句、否定から入ることが多いものです。
1つの否定が全部の否定にも思えて、ストレスがさらに大きくなることもあります。
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「受け方」を覚えれば、「投げ方」はうまくなる。
キャッチボールの上手な人は、受けるときの動作がスムーズです。
実は投げ方には、大きな差はありません。
受け方を見れば、野球の経験がなくても、運動神経のあることが分かります。
これはストレスへの対応と同じです。
ストレスが来たら、スッと受け取る。
キャッチボールが上手い人みたいに、全てが一連の動作。
金魚すくいで「エイっ」と紙を破いてしまいます。
その破れた紙が、自分の精神状態。
上手な人は、入れ方、上げ方を工夫して最小限の抵抗に抑えているので紙が破れません。
拒絶したり敵対したり、引っ張りあってはいけません。
相手の力と自分の力を上手く融合させるのです。
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ストレスがやってくるのを、なくすことはできません。
であれば、その対処の仕方を身につけることが、ストレスを減らすコツです。
ストレスに対する強さは、どんどん強くなる。年輩者が若者に勝てるのは、ストレスに対する強さだ。
年をとると、記憶力がおとろえて柔軟性がなくなると思われています。
体力も落ちてくるし、若者にはかなわない、とも思われがちです。
実はそうではありません。
年をとるほど、ストレスに対する力は強くなるのです。
これが経験量が多い、場数を踏んでいるということです。
スポーツの試合でも、ストレスに強い人が勝ちます。
経験豊富な選手が若手に勝つのは、ストレスに強いからです。
大人の方が、子供よりはるかにストレスに強いという自信を持つことが、ストレスに負けないための基本です。
なぜなら1度経験したストレスは、次からはストレスにはならないからです。
「ストレスに強くなるために、ストレスを経験する」というのも1つの手です。
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経験していれば、次にストレスになることはありませんね。
その点では「苦労は買ってでもせよ」というのは、ある意味正しい。
まとめ
いかがでしたか?
考え方1つで、ストレスは減らすことができます。
この記事を読んだあなたのストレスが、少しでも無くなりますように。
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