行動最適化大全/樺沢紫苑(この1冊で、生き方が変わる)
どうも、さっさです。
今回は精神科医である樺沢紫苑の著書「行動最適化大全」の読了記録。
・心や体の疲れが取れない!
・仕事が嫌すぎる!
・人間関係が面倒!
そんなことはありませんか?
この本1冊で、そんな状態からあっさり抜け出すことができます。
この本から学べること
・どんなに忙しい時でも朝ごはんは必ず食べる。
バナナ1本でも低血糖が改善します。朝食を取ることで体内時計がリセットされます。各臓器が夜のモードから朝のモードに切り替わります。
・効率が上がる仕事の始め方をする。
メールチェックと返信は5分以内にします。本日やることを書き出したら、脳が疲労してくことを考えて一番大変な仕事からスタートしましょう。
・休憩の仕方で効率が変わる。
スマホは見ないで目を休めましょう。誰かとのちょっとした会話は癒しになります。1時間座り続けると平均寿命が22分間短くなります。長時間のデスクワークでは、15分に1回は立ち上がりましょう。
・目的なくダラダラと動画を見てはダメ。
ニュースやスポーツ以外は録画して見ましょう。ニュースはネガティブなものが多いので、1日1回、1時間以内にしておきましょう。ネガティブな映像は、文字情報よりも6倍気分を落ち込ませます。
・日々溜まっていく疲れを取る方法。
疲労を回復するには、睡眠2時間前までに食事を終え、90分前までにお風呂から上がりましょう。疲れた時は、休むのではなくあえて運動することでリフレッシュできます。
・仕事や勉強のやる気を出す方法。
行動することで感情が湧いてきます。「やる気が起きない」というのは行動していないからです。始めることで気分が盛り上がってくるのです。
始めるためのルーティーンを作っておくのも大事です。勉強であれば教科書やノートを開いて机に置いておくことで、始めやすくなります。
・スマホを上手に使う。
1日の使用時間を2時間以下にしましょう。何かに集中するときは使えないようにどこかにしまっておきます。ポケットの中はダメです。いつ鳴るか気になってしまいます。無目的に使うのが一番ダメです。「何か面白いものないかな」という使い方はやめましょう。
・効率を上げるインプットの仕方。
アウトプット(誰かに説明する)ことを前提に話を聞きましょう。これだけに頭に入ってくる知識量が変わります。人間の記憶力はいいものでありません。聞いた瞬間から忘却が始まっているのです。
・本の活用方法
読んで実践するという上昇スパイラルを作りましょう。読んだら「気づいたこと」や「すべきこと」を書いて、行動に移しましょう。本を読めばほとんどの悩みは解決できます。
・無理に職場の人と仲良くしなくてもいい。
人間関係の8割は家族と友人です。職場の人が永遠に追いかけてくることはありません。ユダヤの教えで「1:2:7の法則」があります。10人いたら、1人はあなたのことが嫌いで、2人はあなたのことが好き。7人はそのどちらでもないというものです。この法則を知っていれば、そもそもみんなと仲良くする必要はないということが分かります。
・「伝える」には態度が大事。
内容よりも、声のトーンや大きさ、身振りや表情が大事です。笑顔やアイコンタクトも使うとなお良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、表面的な内容にとどめました。しかし実際に読んでみると科学的根拠がしっかり示されているので、どれも「なるほど」と思えます。
他にも、
・スッキリと気持ちのいい「目覚め方」を学ぶ
・パフォーマンスを上げるおやつの食べ方
・ストレスの解消方法
・ただ飲むだけではダメ「水分」のよい取り方
・「コーヒーの飲み方」の正解
・どんなときでも「幸せ」を感じることはできる
など、気になることがびっしり書かれています。
この本は心や体のリフレッシュ方法が分かると同時に、人間とはどういう生き物なのかも分かる1冊です。