東野圭吾

【読了記録】カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾(実の娘じゃないってショック!)

さっさ

どうも、さっさです。
東野圭吾の小説「カッコウの卵は誰のもの」を読みました。

「魔球」「鳥人計画」に次ぐ、3作目の長編スポーツミステリー。

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あらすじと感想

往年のトップスキーヤー緋田宏昌ひだひろまさは、妻の死を機に驚くべきことを知る。一人娘の風美かざみは彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れる―。

「BOOK」データベースより

緋田が海外にスキーの武者修行に出ている間に、妻は風美を出産…と思っていたら、実は流産していて、風美が生まれた記録が病院にないことが分かりました。

自分と同じように、世界で活躍する選手を親子で目指していたはずでした。自分に似ているからスキーの力もあると思って指導していたのに、実の親子ではないことが分かります。

緋田は風美を不安にさせたくなくて、内緒で出生の記録をたどることにするのです。

顔が似ていないから実の親子ではないかもしれない、って「分身」と始まりが似ていますね。

最後まで読めば「そういうことだったのか」とスッキリします。ですが、途中で自力で謎が解明できる人がいるとは思えません。それくらいどんでん返しの応酬が待っています。

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ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
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