12月から冬休みにかけて、必ず成績が上がるたった2つの勉強法とは?中学生編
12月から冬休みにかけての勉強は、とっても重要!
中学生の勉強において、この時期の勉強はとっても重要です。
なぜなら、人は忘れてしまう生き物だから。
夏休み後から12月までの授業内容。
夏休み前。
1学年前。
これだけのことを全て覚えていられるほど、人間の脳は優秀ではありません。
忘れてしまったこと、あと少しで忘れそうなことを、しっかり思い出して、次のテストに備えなければいけません。
何を目標にしたらいいのか?
中3は冬休み明けのテスト。
・都道府県単位の模擬試験(愛知全県模試や岐阜新聞テスト)
・中学校の実力テスト、学年末テスト
・塾で独自にやっている模擬試験
この辺りが目標。
中1・2は冬休み明けに中学校で実力テストが行われるところが多いので、それを目標にするといいでしょう。
12月から冬休みにかけてやるべき2つの勉強法
・自分の苦手を探す。
まずやるのは、「自分の苦手を探すこと」
ただ闇雲に勉強していては、効果が薄いです。
せっかく勉強していても、例えば得意なところばかりやっていては意味がないからです。
では、自分の苦手を探すために、どうすればいいのか?
- 過去にやった定期テストの答案用紙から分析。
- 教科書の目次を見て、自分の感覚で得意・不得意を分類する。
- 問題集をパラパラ見て、間違いが多い単元を見つける。
こんな感じで、これから自分がやるべきところを探し出しましょう。
これだけでも大きな成長がありますよ。
・苦手を克服する。
苦手なところが探し出せたら、いよいよ苦手克服のトレーニングをしていきます。
国語はどうやればいいのか?
・漢字は絶対満点と心得るべし。
漢字は全部本気で読み書きできるようにしておきましょう。
漢字ができれば、読解のスピード、正確性が向上します。
・文法は深入りし過ぎない。
文法は気にし出すとキリがありません。
その問題について分かればよし、と決めてそこでやめましょう。
特に完璧主義でアレコレ気になってしまう人は気をつけたいですね。
また、愛知県のように高校入試に文法が出ない地域もあります。
自分の地域の出題傾向をしっかり把握しておきましょう。
・読解は解説を熟読。
読解は問題作成者が作った答えにたどり着くのがポイント。
解説をしっかり読んで、手がかりがある場所を必ずチェックしておきましょう。
数学はどうやればいいのか?
・計算のルールを忘れていたら絶対確認。練習を積むべし。
小数や分数、多項式の計算に因数分解や展開。さらに方程式や平方根。
計算は漢字と同じく100%正解したいジャンル。
忘れているルールがあれば必ず復習しましょう。
・文章題や関数、図形の難問は、解説を見て解き方を覚えることに時間を使う。
やってはいけないのは、解き方が浮かばないのに何分も考え込んでしまうこと。
時間がもったいないので、テンプレを覚えた方が早いです。
そのテンプレが似たような問題で、浮かんでくるかという練習をした方が効果的です 。
英語はどうやればいいのか?
・英単語は読めて、訳せて、書けるようにする。
「それができれば苦労はないよ」という人。
残念ながら英語に近道はありません。
1つ1つ、ちまちまやっていくのが、最強の勉強法なのです。
・文法は教科書や問題集の要点がまとまっているところを、その都度確認する。
これもちまちまやっていくのが最強の勉強法です。
不定詞ってなんだっけ?
現在完了ってなんだっけ?
こんな疑問をスルーしてきたあなた。
これからは、その都度調べるクセをつけたら、英語力はアップしますよ。
理科・社会はどうやればいいのか?
理科・社会もその都度教科書で調べるクセをつけましょう。
理科は単元ごと。
社会は1つの問題から、時代や地域、公民のジャンルという感じで、少し広げて確認するクセをつけましょう。