【読了記録】世界一やさしい超勉強法101(これはオススメ!)
どうも、さっさです。
今回は「世界一やさしい超勉強法101」読了記録。
これは会心作。
勉強に関連する本のベストセラー100冊から、1つずつ大事な内容をピックアップしているもの。
こんなお手軽なハウツー本はなかなかありません。
年齢関係なく、学習する全ての人にオススメです。
読書が面倒な人でも大丈夫です。
この本は、左側がイラストとポイント、右側が詳しい文章、という構成になっています。面倒な人は左側だけパラパラ眺めるのもいいですよ。勉強の効率を上げたいと考えているなら、絶対参考になります。
塾講師目線で気になる内容を4つピックアップ
・大事なのは知識や計算能力よりも態度
例えば、就職や昇進に必要なものはなんだと思いますか?
それは「態度」です。「知識」でも「計算能力」でもありません。
自身が前向きであったり、他人の気持ちが分かったりする方が、学生時代の成績よりも大事なのです。
主観ですが、ヤンキーがいい女を連れていたり、高級車に乗っていたりするのは、そういうことかもしれません。
・「アウトプットする」前提でインプットする
テスト前の中学生を見ていると、ただ教科書を呼んでいるだけだったり、ただ問題集を解いているだけと、インプットばかりしているをよく見かけます。そういう生徒に、後で覚えているか確かめてみると、あっさり忘れていることがあります。
「仮に人に説明するとしたら?」と、アウトプット前提で勉強するのがオススメです。
例えば、人気のゲームや動画を人に勧める時に「マジでヤバいからとにかくやって(見て)」と勢いだけで伝えがちな人、いますよね。そういう人には、効果的な勉強法です。
人間の脳は決して優秀ではありません。本気で何時間もインプットしたものでも、すぐに忘れてしまうのです。
それを少しでも長く脳に留めておくには、「人に説明できる状態にする」ことです。
・集中力アップをねらうなら「立ちながら」勉強する
これは実際に、僕も自分の教室で生徒に勧めている勉強法です。
座ったままではお尻が痛くなったり、肩がこったりしてしまいます。せっかく脳がやる気でも、体がついてこない、もったいない状態なのです。
自分の部屋だったら、グルグル歩きながら英単語を覚えたり、立ったままちょうどいい高さのところで何かを書いたり、というのは脳にも刺激になって、勉強がはかどります。
自宅ならスタンディングデスクを買うのもありです。
・「巧遅より拙速」で、まずは動いてみる
著者がプロローグで述べているもの。
ノウハウはあれこれありますが、とにかく動きましょう、と。
塾で中学生を見ていると思います。
なぜやらないんだ?と。
「苦手」と決めつけて勉強していないのです。
「やってもできない」ということはありえません。
やっていたら、誰でもある程度の成果はあるものです(数学と英語は講師みたいにプロの手がないと、なかなか進みませんけどね)
ポケモンや鉄道にやけに詳しい人っているじゃないですか。
あれはとにかく知ろうと動いた結果、詳しくなったということですよね。
「効率のいい覚え方ってありませんか?」とよく聞かれます。
僕は「ない」と言い切るようにしています。
実際、見たものを瞬時に暗記するというのは、人間にはできません。
地道にコツコツ。これが1番です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「世界一やさしい超勉強法101」の読了記録でした。
断言します。
勉強の効率を上げようと思ったら、この1冊だけで十分です。毎日何か1つ試しているだけで、自然と勉強がはかどるようになります。
中学生は「できない言い訳」だけは、みんなしっかりできます。
でも、そこをなんとか、グッとこらえて1歩進んでみたらどうですか。きっと違う景色が見えるはずです。
ちなみに、この本を買ったことをTwitterにアップしたら、著者の原マサヒコさんが引用ツイートしてくれました。
後日イラスト担当のナカニシヒカルさんにもいいねしてもらえました。
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