記憶力を上げるには?知る人ぞ知る「ヒグビーの理論」
今回は記憶に関する記事です。
記憶力がない。暗記力がない。
「何か効率の良い覚え方」ってないのかな?という人、いませんか?今回は、記憶について研究したヒグビー(アメリカの心理学者)の理論、7つの原理をお伝えします。
①有意味化
無意味なものに意味を持たせること。
これができれば、覚えやすいですよね。
英単語であれば、まず日本語訳を知ること。
さらに語源とか接頭語の意味を調べると、記憶がより定着します。
②組織化
バラバラな知識を系統立てて覚えること。
複数の知識に、ルールや法則があると覚えやすいです。
歴史であれば、時代・文化・戦争と、ジャンルごとに分けて覚えるのも効果的です。
③連想
複数の知識をくっつけて覚えること。
新しく覚えることと、既に覚えていることがつながると覚えやすいです。
語呂合わせが代表的です。
理科の元素記号や社会の西暦。英単語でもありますね。
④視覚化
映像化すること。
文字情報だけだと定着しにくいので、画像や映像があれば、見た方がいいです。
理科の実験や、歴史人物ドラマ、数学の解き方が動画になっているもの、英文が実際に使われているシーン。
こういったものを見るだけで、定着率が上がります。
⑤注意
対象に注意を向けること。
これは、正直よく分かりません。
あえて言えば、スマホを見ながらではなくて、集中して取り組もう、ということでしょうか。
⑥興味
対象に興味を持って接すること。
好きなことについては、記憶に残りやすい。
これは言わずもがな、ですね。
「好き」に勝るものはありません。
⑦フィードバック
復習をしたり、覚えていたことを評価されること。
人間は忘れる生き物です。
覚えておきたいことは、翌日や3日後、1週間後と、定期的に復習するといいですね。
また、「よくできたね」と誰かにほめられることで、記憶に残るケースがあります。
勉強を指導する立場の人は、「ほめる」のを意識すると、子どもの成績は上がります。
ほめすぎも問題ですが、最近全然ほめてない、という人は、ぜひやってみてください。
まとめ
今回は記憶について研究した「ヒグビーの理論」をお伝えしました。
「どうやって覚えたらいいのか?」と悩んでいる人には、すぐにできる取り組みがきっとあるはずです。
ただ、人間は忘れてしまう生き物なので、定期的に復習することが大切です。
ぜひ頑張ってくださいね。