【読了記録】危険なビーナス/東野圭吾
どうも、さっさです。
東野圭吾の小説『危険なビーナス』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
あらすじと感想
独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話–「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と、最近結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。
Amazon商品ページより
恋も謎もずっと気になって、最後までしっかり読めました。
楓が色っぽいおかげで、読んでいて飽きません。
伯朗の恋の行方は、この小説の大きな見どころ。
動物病院に訪れる何人かのおかげで、動物についての知識も得られます。
猿を飼っている人はお金持ち。ミニブタはすぐに100kgになるから餌代がばかにならないとか。ほお、なるほど。
資産家の争いのくだりは『宿命』でもありましたね。何人も出てきてキャラの把握が大変なのは、この手の小説あるある。
今作ではそこに脳の研究が絡んできます。この辺りは『変身』に近いところがありますね。
文庫本で487ページと、なかなかの分厚さ。真相にたどり着くまでにヤキモキしますが、仕方ありませんね。我慢して1行ずつ追いかけていくしかありません。
ドラマでは楓役を吉高由里子が演じています。でも僕にはどうもしっくりこなくて、まだ見ていません。プライムで無料で見られるようになったら見てみようかな。
結末はね、すごいですよ。
実はこの本、数年前に読んで以来の再読だったのですが、結末だけは覚えていました。衝撃でしたから。伯朗が気の毒ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は東野圭吾の小説『危険なビーナス』の読了記録でした。
このブログって自分用の読書の忘備録でもあるんですが、この本は強烈でしばらく読み返さなくても忘れないと思います。
やっぱり魅力的な女性って大事ですね。
それでは、また。
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