【読了記録】マスカレード・ゲーム/東野圭吾(新田・山岸コンビが復活!)
どうも、さっさです。
東野圭吾の小説『マスカレード・ゲーム』を読みました。
ネタバレ無しの読了記録です。
マスカレードシリーズ4作目です。映画では木村拓哉、長澤まさみがメインの2人を演じています。
単行本発売が2022年4月20日。発行は4月25日。
読了日は4月21日。
Amazonの商品ページはこちらから↓
映画「マスカレード・ホテル」はこちらから↓
映画「マスカレード・ナイト」はこちらから↓
読んだきっかけ
東野作品は無条件で追いかけています。これで100冊中91冊読み終えました。あと少しですね。もうここまで来たら、早く終えたいような、終わらせたくないような、複雑な気分です(汗)。
ここ数年は4月と9月に新刊が出るペースですね。
あらすじと見どころ
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
Amazonの商品ページより
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
累計480万部突破シリーズ、総決算!
3つの殺人事件を抱えていた新田・梓・本宮たち3人の係長。
どうやらこの3つの事件にはつながりがあり、かつ次の事件がホテル・コルテシア東京で発生しそう。
ということで、新田らは再びホテルマンに扮して潜入捜査をするのでした。
今回の見どころは、新キャラ・梓真尋警部。
女性で頭の回転が速いタイプ。
多少無茶な捜査をするのが特徴です。
前作まででも登場した能瀬(映画では小日向文世)が、彼女の下についています。
山岸尚美が聞いたら怒りそうな、無茶な捜査をする梓。
そんな梓を戒めるのが新田。
「お客ではなく、お客様」
「お客様の荷物には絶対に触れてはいけない」
新田がかつて山岸尚美に言われていたこと。
今度は新田が梓に伝えるのでした。
メインの事件も気になって、読む手が止まりませんが、新田警部がますますホテルマンらしくなった姿も印象的。
こうして書いて振り返りながら、梓の配役を誰にしようか勝手に考えてしまいます。松下由樹?高島礼子?羽田美智子?キムタクの年齢からあまり離れていない方がいいのですが、難しいところです。誰がいいと思いますか?
犯人も結末ももちろん意外な展開です。
ホテルの宿泊客の中に怪しい人がいるので、犯人候補の人数はそんなに多くありません。ですが犯人の予想は難しいですね。
結末はほっこりさせられます。
次作があるとしたら、さらに新キャラが必要だと思います。ですが、このホテルでのお話をもう少し見ていたいですね。