【会話が上手くなるコツ】相手が言った最後をくり返す。
会話が上手くなりたい人に、誰でもすぐにできる方法をお伝えします。
その方法とは、「相手が言った最後をくり返す」です。
相手が言ったことの最後の部分を、そのまま使って返すということですね。
例えばこんな感じ。
A「昨日ユニバ行ったんだ」
B「ユニバ行ったんだ。何をしたの?誰と行ったの?」
A「はぁ、疲れた」
B「疲れたんだ。何があったの?」
こんな感じで、相手が言った最後の部分をそのままくり返して、さらに質問します。
こうすると相手は「話をちゃんと聞いてもらっている」と安心できます。
無理して、うまいコメントを考えて疲れてしまっている人、いませんか?
実は「相手が言ったことをくり返す」ことそのものがいいコメントなのです。
くり返しているうちに、「いつ・誰と・なぜ」といった、さらなる質問がわいてきますから、それを相手に伝えれば、会話は途切れません。
男性の場合
男性は、女性と会話するときにこれを意識できると、モテるようになります。
女性は共感を求めているだけ(話を聞いてほしいだけ)なのに、男性は何でも理論的に解決したがる傾向があります。
それで話がギクシャクしてしまっている男女は一定数います。
女性の場合
「ねぇ、聞いて〜」と自分のことを話しまくるタイプの人は、相手のリアクションをよく観察してください。
途中でダルそうな雰囲気になったら、そこが話をやめるタイミングです。
喫茶店で女性の団体でランチや午後のおやつという感じのとき、近くのテーブルに座っていると、実に興味深いですね。聞き役が上手な女性がまれにいるんです。
余談ですが、女性がカフェで話す話題って、「旦那・子ども・仕事」の不満ばかりなんですね。2つ隣のテーブルでも話がよく聞こえます。僕は黙ってブログを書いています。
仕事の場合 教育関係でお母さんとやりとりする人
教育関係の仕事で、生徒のお母さんとやり取りする人も、このスキルは大事ですね。
多くのお母さんが「我が子のできなさっぷり」を話しますが、だいたいの人が共感を求めているだけです。(本気の相談ももちろんあります。)
それを「これからこんなふうに指導していきますね」なんて何でもかんでも約束をしてしまって、保護者との会話は必ず解決が終着点、という感じで、自ら苦労を背負ってしまっている人、いませんかね。
塾で子どもたちを見ていると、多くの生徒は自分のことを伝えるだけです。小学生でこんな返しができる生徒はまずいません。中学生になると「それな(それ、言えてるよね)」という相槌が打てるようにはなるものの、さらに会話を広げたり、相手のことを深掘っていったりということはなかなかできません。
まとめ
知識や興味がないことについて、無理していいコメントを言おうとしなくても大丈夫です。
そのままくり返すことで、相手は安心してくれて、いい関係が築けます。