【読了記録】「手紙屋」蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜(勉強する意味って、みんな知りたいよね)
どうも、さっさです。
喜多川泰の著書『「手紙屋」蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜』を読みました。
学びや気づきを書き残します。
発行 2008年1月15日
読了 2022年7月1日
読んだきっかけ
知人のススメで読みました。
でもこの本、だいぶ前に読んだんですよね。
塾講師がこれを読んでいないのはありえません。
当時の生徒には言葉を変えて、かなりノリノリで授業中に話をしていましたね。
2022年になって、いい感じに忘れているので再読しました。
そうしたら、再び強烈な充電となりました。
「子供にもっと勉強してほしい」という親や教育者は、なかなか伝わらないのにつべこべ言ってないでこの本を読ませて、感想を聞きましょう。きっとその後、勝手に勉強し始めますよ。
大まかな内容と感想
何のために勉強するんだろう?何のために大学に行くんだろう?進路に悩む女子高生、和花が「手紙屋」から学んだ、勉強の本当の意味とその面白さ。ベストセラー『君と会えたから…』『手紙屋』の著者が贈る渾身のメッセージ。
「BOOK」データベースより
この本は小説風に話が進んでいきます。
和花と手紙屋による手紙のやりとりから、勉強の意味が見えてきます。
この本を読んで思ったのは、「自分磨きと人の役に立つこと」。これが勉強する意味です。
勉強することで、自分を磨くことができます。
勉強すれば物の見方が分かるようになりますし、先人の知恵を全てインストールできます。
こんなにお得なことはありません。
その知識が経験と混ざって知恵になり、人の役に立つことができるようになるのです。
塾で子供たちを見ていると分かります。
勉強を避けている人は、他に何をやってもうまくいきません。
部活でも下手なままですし、人間関係もダメです。
見た目もなんか暗いし、通知表の数字は低い人が多いです。
クラブチームで野球やサッカーをやっているとか、ピアノやバイオリンを習っているという子供は一定数います。でも、成績がイマイチな子は、そっちも必ずうまくいきません。
中3の夏頃に引退して、ようやく時間が空いて本気で受験勉強だ、となっても、なかなか勉強できません。
ぜひこの本を読んで、勉強をやっておけば得することだらけなのだと、伝わってほしいですね。
勉強することが、その後の人生でいかに大きな武器になるか。
これが伝わってほしい。
内容が直接役に立つか、ということではありません。
勉強に向かう姿勢とか、やり方の改善に悩んだりすることが、その後のあなたの生き方そのものなのです。
目の前の人名や地名、公式を暗記したり、理解したりすること。
これを放置する人は、大人になっても目の前の問題に対して、同じ態度を取ります。
そんな人がモテたり、お金を稼げたりするわけがありません。
そういうことなんです。
この本は、勉強する意味を嫌味なく、しかも強烈なインパクトで教えてくれます。
勉強しなきゃいけないのは分かっているのに、なんかその気になれない人。
そういう人って、たくさんいると思うんですよね。
読んでほしいなあ…。
それでは、また。