自己肯定感を上げる OUTPUT読書術/アバタロー(きっかけになること間違いなし。)
どうも、さっさです。
今回は書評YouTuberアバタローさんの「自己肯定感を上げる OUTPUT読書術」の読了記録。
この本に出会えてよかった。
前提:さっさ、アバタローさん大好き
元々YouTubeでアバタローさんの動画は見ています。
ビジネス書や古典、哲学書の分かりやすい解説。
そしてイケメンボイス。
動画の雰囲気とアバタローさんの渋い声が見事にマッチしています。
小説を好んで読んでいましたが、アバタローさんの動画をきっかけに今は古典や哲学にハマっています。
この本から学べること
・アバタローさん自身が自己肯定感を見出せないでいた。
小学校時代は兄との比較で自信喪失。中学、高校時代は友人ができない上にいじめに遭って不登校。社会人3年目は、上司のパワハラに耐えきれず、うつ病発症。
動画だけでアバタローさんのことを知っている人はみんなビックリだと思います。
現在は某外資系企業の管理職ということなので、さぞかしいい人生を送っているのだろうと思いきや、苦労してきた時代があったんですね。
現在YouTubeで語られている内容は、ひょっとしてご自身の若い頃へのメッセージかもしれません。
・読書のハードルはとことん下げていい。
1ページずつでも大丈夫。全部読まなくても大丈夫。全て覚えなくても大丈夫。
プロローグより
「読書」というとどこか硬い感じがして、なかなか手が出ない人も多いですよね。
精神科医の樺沢紫苑さんは「日本人で定期的に本を買って読んでいる人は、10万人くらいではないか」とおっしゃっています。あまりにも少なすぎます。
読書離れが進んでいる今だからこそチャンス、ともこの本には書かれています。その通りだと思います。
・アウトプットは自分の得意なプラットホームで。
もったいないのは「読んで終わり」という状態。
本がせっかくいい内容だったのに、その後の行動が何も変わらないとか、自分の中だけで消化して終わり、というのはあまりにももったいない。ぜひ共有しましょう。
話すのが得意であれば、YouTubeに感想を投稿してみる。
書くのが得意であれば、ブログやnote、Twitterを使って感想や考察をアップしてみる。
デザインやイラストが得意であれば、InstagramかTwitterで作ったものを発信してみる。
SNSについては、9割の人が発信せずに見ているだけです。発信するだけで少数派になれますよ。
発信するときには何も力む必要はありません。自分ができる範囲で大丈夫です。
・何を読めばいいか迷った時のオススメは古典
「何か面白い本はないかなー」というとき、ありますよね。
そんなときに間違いがないのが古典です。その理由は、
・古今東西変わらない普遍的な知恵を学べる。
本書P178〜180より
・偉大な賢者から力を借りることができる。
・究極の感性と思考に触れることができる。
世界最高峰の戦略書と呼ばれる『孫子』、マルクス・アウレーリウスの『自省録』、シェークスピアの4大悲劇を例に挙げています。
僕はシェークスピアの4冊を即買いして、大正解でした。面白すぎます。
まとめ
いかがでしたか?
この本には他にも、
・コスパ最強の自己投資
・悩み、ストレスを解消する万能薬
・多忙な人ほど読書する理由
・OUTPUTすると何がいいのか?
・世界一の投資家から「選書」を学ぶ
・本とネットをどう使い分けるか
・難解な本を攻略するコツ
など、気になることがたくさん書かれています。
読書の習慣がない人は、読書へのハードルがだいぶ下がります。
既に読書が習慣になっている人は、僕みたいに他の本を即買いするきっかけになります。
興味は湧いたけどちょっと…という人は、アバタローさんの動画からスタートしましょう。
もはや動画でいい、と最初は思うくらい、優れたものばかりです。
でも動画を見ているとそのうち、本を実際に読んでみたくなるはずです。
そうなったら、もう知識と知恵の海へ飛び込んでいます。
あとは好きなだけ、泳ぎましょう。