勉強していて細かい疑問点が出てきたら、どうするべきか?(まずは進もう。止まらなくていいですよ。)
どうも、さっさです。
今回は勉強していて「細かい疑問点が出てきたら、どうするべきか?」を深掘りしていきます。
結論:全体像を把握したいので、まずは先に進むべき。
勉強していると、分からないことが色々出てきます。大部分は納得できるけど、どうしても一部納得できないことがある、という感じです。
こんな時、その都度立ち止まってできるようになるまで粘るか、とりあえず先に進んでしまうか、と迷います。
せっかく勉強するのだから、完璧にしたいと思う人もいますよね。でも実際に完璧にしようと思った場合、難しいことが多いのです。
難しい理屈がわからなくても、それで困ることがないのであれば、どんどん先に進めた方が、基礎力をアップさせることができます。
やり始めのうちは深く考えずに、「そういうものだ」と受け止めていくことが大事です。
8割以上の得点率を目指すのであれば、完璧を目指す覚悟が必要。
オススメの考え方に「8:2の法則」があります。
あることを全部こなすのに必要な労力が10であるとしたら、2がそのことの最初の8割を仕上げるために、8がそのことを完璧に仕上げるための残りの2割に使われるという法則です。
例えば大学入試共通テスト(旧センター試験)。
どの教科も8割の得点率を目指すのが最も効率的です。
ですが、9割から満点を狙うのは効率が悪いと言われています。
8割を超えて完璧を目指そうとした途端に、労力は一気に跳ね上がるのです。
完璧を目指しての勉強は、効率が悪いものにならざるを得ません。
「この分野で将来食べていくんだ」「この分野のエキスパートになるんだ」ということであれば、残りの2割に取り組んでもいいのですが、そうでないのであれば、まずは全体像を把握することが先です。
まとめ
いかがでしたか。
塾で指導していると分かります。
答え合わせをして、解説を見ても理解できない、あるいは解説が全くないところを質問できる人は伸びます。
でも解いている途中で、その都度質問する人は、なかなか伸びません。そういう人は間違い直しでも、赤ペンで正しい答えを書いて終わり、ということが多いです。
8割を目指す勉強で、完璧主義は間違いなく損をします。「そういうものだ」と割り切って、どんどん先に進みましょう。
それでも100点が取りたいという人は、効率が悪くなる事を知った上で、テスト前の貴重な時間を配分して、できる勉強をするといいですね。
それでは、また。