「たった3分で見ちがえる人になる テンションがあがって愛される50のヒント」[中谷彰宏](テンションで人生変わるよ。)
どうも、さっさです。
今回は中谷彰宏の「たった3分で見ちがえる人になる」
まえがき
「今年はすごい年になる」を口グセにしよう。
「見ちがえる」とは、テンションが上がることです。
「元気な人」とは、いつも元気な人ではありません。元気がなくなっても、すぐ元気が回復する人です。
テンションを上げるには、時間はかかりません。たった3分でテンションを上げることができるのです。たった3分で、テンションを上げる具体的な裏技を、自分の引き出しにたくさん持っておくことです。
例えば、本を読んでから「これはすごい本だ」と言うのではなく、本を読む前から「これは、きっとすごい本だ」と思って読むのです。
仕事や人生の神様への感謝は、一番先にします。1年を振り返って「今年はいいことがたくさんあった」と言うのではなく、年の初めに「おかげさまでいい年になります」と言うのです。そうすれば、不思議と自分の行動が変わります。
評価される仕事であることを見極めてから力を入れようとすると、出遅れます。前もってアクセルを踏んでいる人が勝てるのです。
グッとくるところ3選
底なしの器を持とう。
「この人、パワーがある」と感じるのは、吸収力のある人です。
「この人、話していて面白い」という人は、話していることをどんどん吸収して新しいことをしゃべる人です。
持論を話す人は、対談していてもつまらない。
あなたの言ったことを相手が吸収して心を動かしてくれた時に初めて、あなたの心も動くのです。
「あの人、面白い人だね」という人は、面白いことを言っているのではなく、あなたが言ったことを吸収する人です。
エネルギーはあふれているものではありません。エネルギーの入るどんな器を持っているかです。器が小さければ、そこにたまるエネルギーも小さいのです。
底なしの器を持つ人は、相手が発したエネルギーをもらって全部吸収するから、どんどんエネルギーが大きくなります。
あなた自身がエネルギーを持っていなくても、エネルギーが入る器を持っていればいいのです。
通勤のついでに勉強するのではなく、勉強のついでに、通勤もするのだ。
通勤の時間がもったいないから、その間に英会話や資格を取るための勉強をする人がいます。
それは「余った時間で勉強する」という発想です。
もっと積極的なのは「勉強しているついでに通勤する」という発想です。主従を逆転させるのです。
時間つぶしで勉強しても、成果はいつまでたってもある一定以上には上がりません。
もっと成果を上げるためには、勉強のついでに移動や通勤をするのです。そうすると、取り組み方が変わって、通勤時間の感覚が短くなります。
人生で充実した時間を過ごすためには、移動という退屈な時間を充実させることです。
バリバリ仕事をしている人とそうでない人、テンションの高い人と低い人とを見ると、移動時間の使い方の差がもっとも大きいのです。
寝ている時間や仕事をしている時間は、そんなに差はありません。自分の尊敬する人やカッコいい人が、移動中どう過ごしているかを見て、それをお手本にすることです。
上司の話に、ボケ・ツッコミを挟もう。
上司の話はだいたいつまらないのです。聞いているとテンションが下がります。
話がつまらないと、聞き方もつまらなくなって、上司自身のテンションも下がります。
上司は「笑わせたい」「感動されたい」「カッコいいと思われたい」「尊敬されたい」と思って、一生懸命話しています。
上司を満足させるためには、上司の話にちゃんとボケとツッコミを挟むことです。語り手と受け手、ボケとツッコミがあって、初めて会話は盛り上がるのです。
相づちの上手な人は、ボケとツッコミをやっています。真面目な人ほど、ただの相づちを繰り返します。
上司の長説教に捕まらないためには、上手にボケとツッコミを入れることです。そうすれば上司と仲良くなれるのです。
スピード感やリズム感も必要です。話し始めの3分が勝負です。3分の間に上司が満足したら、話はそこで終わります。
まとめ
いかがでしたか?
他にも
・人生観や恋愛観は、聞かなくても感じられる。
・許そう。人も、自分も。
・「一生懸命さ」と「いいかげんさ」を持とう。
など、成長につながることが目白押しです。
気になったら、ぜひ読んでみてくださいね。