「白夜行」[東野圭吾]あらすじ(亮司と雪穂の長〜い物語)
さっさ
さっさブログ
どうも、さっさです。
今回は東野圭吾の書き下ろし長編小説「ラプラスの魔女」ネタバレ無し。
2015年5月15日に単行本発行。発売から1ヶ月で28万部を越えています。
2018年2月24日に文庫本発行。同じ年に三池崇史監督、櫻井翔、広瀬すずの出演で実写映画化されています。
Amazonプライムでも見られます。DVDもあります。
著名な資産家の映像プロデューサー水城義郎が、旅先の温泉地で死亡しました。死因は火山で発生する硫化水素ガスによる中毒死。
現場を調べた研究者・青江は「この事故を故意に起こすことは不可能」だと結論を出したことによって、不運な事故として処理されます。
しかし、水城義郎の母だけは息子の妻の関与を疑っていました。生命保険など必要ないと言っていた息子が、亡くなる直前に多額の生命保険に加入して、その受取人が妻になっていたからです。
しばらくして、別の温泉地で硫化水素ガスによる中毒で亡くなった男性が発見されます。青江はこの地も訪れて調査しますが、これも不運な事故として処理されます。
しかし、青江にはどうしても気になることがありました。
1つ目の事件現場で見た少女。その子が2つ目の事故死の現場でも見かけたのです。
少女を追いかける青江は、隠された研究にたどり着き・・・
この作品はズバリ理系ミステリーです。理論的には可能だけど、実現は難しいという科学があり、それを中心に物語は展開します。
「探偵ガリレオ」シリーズが好きな人には、オススメです。
理系ミステリーですが、人間ドラマもしっかり描かれていて、抜かりはありません。