「秘密」[東野圭吾]あらすじ(体は娘、心は妻。)
どうも、さっさです。
今回は東野圭吾の小説「秘密」ネタバレ無し。
単行本は1998年9月8日。文庫本は2001年5月10日に発行。
事故死した妻が、生き残った娘に乗り移るという話。夫は戸惑いながら生活を続けます。
そりゃそうですよね。「体は娘」で「心は妻」なんて、どう接したらいいか分かりません笑
1999年に映画化されています。
これは見ました。広末涼子の評価が爆上がりの作品ですね。
タイミングが良ければ、Amazonプライムで見られます。
2010年には、テレビ朝日系で連続テレビドラマにもなっています。
あらすじ
杉田平介の妻・直子と小学校5年生の娘・藻奈美は、親戚の告別式のためにスキーバスで長野に向かっていました。
運転手の居眠りによって、バスが崖から転落。
その事故で直子は亡くなってしまいますが、藻奈美はなんとか一命を取りとめます。
意識を取り戻した藻奈美でしたが、
「私は直子なの」
衝撃。体は藻奈美で、心は直子なんです。平介は、そんな女との奇妙な生活が始まるのでした。
直子の意識は藻奈美の体から出たり入ったり。藻奈美の意識も現れるようになります。
藻奈美の体で、2度目の青春を楽しむ直子。新しい恋人の予感もします。
平介は我慢できずに、自宅の電話に盗聴器をしかけて、直子の行動を監視する場面も。
やがて、問題が発生します。
藻奈美の意識が目覚めている時間が長くなって、直子の意識が目覚めている時間がどんどん少なくなっていきます。
最後に明かされる「秘密」の真の意味とは?
まとめ
いかがでしたか?
ありえないけど、ありえそう。ありえそうでありえない。
なんとも脳が忙しく、でも心地よいまま、一気読みしてしまいます。
東野作品の中でも、珍しい形のミステリーです。
東野さんも、果たしてどう受け取られるのかという不安のなか、本にしてもらいました、と後のインタビューで語っています。
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