「その裁きは死」[アンソニー・ホロヴィッツ]あらすじ
どうも、さっさです。
今回はアンソニー・ホロヴィッツの小説「その裁きは死」ネタバレ無し。
どんな本?
快挙! 3年連続ミステリランキング4冠!
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*第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編
賞を総なめにした本ですね。
著者紹介 アンソニー・ホロヴィッツ
イギリスを代表する作家。
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アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞“翻訳小説部門”』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成。
ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ第1弾『メインテーマは殺人』でも、年末ミステリランキングを完全制覇した。
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ネタバレ無し!あらすじ紹介
実直さが評判の弁護士が殺害された。
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裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。
現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。
被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。
わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて―。
絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。
離婚専門の弁護士がワインボトルで殴られた後、割れた破片で喉を切られ殺されます。
なんとこれは、前日の裁判で相手方だった人気作家が口にした脅しに似た殺害方法でした。
現場にはペンキで書かれた「182」のメッセージ。
事件の直前に、被害者は電話をしていました。
電話相手が最後に聞いた言葉は、来客者に対しての「もう遅いのに」
でもその時は、まだ夜の8時でした。
この言葉の意味は?
そして「182」の意味は?
複雑な人間関係
弁護士のリチャードが殺された翌日に、電車に轢かれて死亡したグレゴリー。
自殺?他殺?事故?
死んだリチャードとグレゴリーは、6年前にもう1人の友人であるチャールズと一緒に、洞窟探検をしました。
そこでチャールズは命を落としています。
グレゴリーとチャールズの死。
これらの全容が、事件の鍵になっていますね。
手がかり
「この時点で、私はすでに手がかりを3つ見逃し、2つ読み違えていた」
本書より
果たして、ホーソーンが読み違えていたこととは?
感想
よくできたミステリーであることは、間違いありません。
ただ個人的には、今作も「ふーん」という感じになってしまいました。
ホーソーンのズケズケと、ものを言うキャラクター。
カタカナの人名や地名への慣れ。
こういったところが、読みやすさを左右する作品ですね。
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