【学習相談】朝型か夜型かどちらがいいんですか?
よくある相談ですね。
朝、早起きして勉強する人もいます。
夜は夜で、特に入浴後にサッパリした状態からスタートして、深夜まで勉強する人もいます。
中3、9月以降の平日スケジュールの前提
起床 6:00〜6:30
下校 16:00過ぎ
夕食 19:00〜20 :00
就寝 11:30〜12:00(途中で入浴あり)
このスケジュールを基本とします。
勉強するタイミングは「下校後〜夕食前」と、「夕食後〜就寝まで」の2つ。
この2つの時間帯は必ず勉強するものとします。(休憩は複数はさみます)
ここでいう朝型とは、例えば前日は22〜23時に寝て、5時に起きて勉強するタイプのこと。
夜型とは、例えば深夜1時まで勉強するタイプのこととします。
朝型か夜型かというのは、どちらの時間帯の方が集中できて、勉強の効率がいいのか?ということです。
結論 遺伝です。
朝型か夜型かは既に遺伝で決まっており、変えられません。
どうせ変えられないのなら、考えること自体やめたらどうでしょう?というのが僕の結論です。
「マジかー」という人、分かります。
僕も学生時代に、悩んだことがあります。僕は夜遅くまで起きているタイプだったので、早起きして勉強している、と知り合いから聞くと焦ったものです。社会人になってからは、「朝型の生活はこんなに人生が充実する」といった本を嫌というほど、読んできました。「塾講師に朝型って無理です汗 でも朝の時間帯を生かしたい」という葛藤があったんですよね。でも今は切り替えて、しっかり睡眠をとるようにしています。
「睡眠にはゴールデンタイムがあって、早く寝ないと肌に良くない」
「睡眠は寝る時間帯が大事で、遅く寝て同じ時間だけ寝ても回復しにくい」
こういうことを聞くと、夜型人間にはピンチでしかありません。
分かっているのに、変えられないわけですからね。
さっさ的視点 「そのままでいいですよ」
「遺伝で決まっているのだから、結局どっちでもいいのでは?」
早起きが習慣になっている人は、就寝が早いですよね。
遅起きの人は、就寝が遅いですよね。
そういえば学生時代に複数で宿泊のイベントがあって、夜は早く寝てしまう人の鼻に、先を細めたティッシュを突っ込んで遊んだり、朝はなかなか起きない人の鼻とか口に水を垂らして遊んだりしていました。要するに、生まれ持ったものがあって、なかなか変えられないということですね。
夜型の人がいきなり早起きをすれば、その日は睡眠不足でパフォーマンスが落ちます。
それ、夜早く寝られて朝型になれるかも?!という人もいますが、そうはいきません。
たっぷり寝てしまって結局いつも通りの時間に目覚めます。
この点はブロガーのあんちゃさんも動画で言っていましたね。スケジュールに縛られない働き方をしている人でも、変えるのが難しいと思います。
朝型の人は、夜遅くまで起きていることがそもそもできません。
具体的アクションプラン
朝型、夜型についての書籍・動画はもう見ない。
どうせ変えられないのだから、考えることを捨てましょう。
タイプが違う人の話を聞いて、あれこれ考えるのはやめる。
夜型の人は、朝型の人がやっていることを夜にやりましょう。
朝型の人は、風潮として夜型よりも優れているという前提になりがちですが、あまりドヤらないようにしましょう。
学校や仕事といった時間帯にパフォーマンスが落ちないように睡眠をとる。
ここからは睡眠の話
学校や仕事に差し支えるくらいに、睡眠がうまくいっていないのであれば、何か手を打つべきです。
塾講師の目線。子供が小学生で、朝にぐずることが増えた、というところは前の晩に動画の見せ過ぎかもしれません。興奮してよく眠れていません。子供が中学生で、自分のスマホを買ってあげたら、急に生活のリズムが狂って不登校になったというケースもあります。動画やゲーム、SNSに没頭してよく眠れていません。遠くの見知らぬ人と勝手に交際がスタートしていたこともあります。
睡眠の質が悪く、仕事に悪影響があり続ける人は、業務量や負担の軽減、部署異動とまずは現状打破にトライしましょう。無理ならすぐに転職を勧めます。
「きつい中がんばるのが仕事だ」という日本独特の根性論は必要ありません。
シンプルに寿命が縮むだけです。
企業のほとんどは人材不足で、個人のキャパ以上の仕事をしている人がほとんどです。
仕事であれもこれも忙しい毎日、というのは異常です。
自営業とかフリーランスとかベンチャーとか、望んでやっているならいいですが、会社員は別でしょう。
会社は労働者が潰れるまで助けてはくれないので、自分の身は自分で守りましょう。