他人を思いのままに動かすことができたらいいな、と思いませんか?
「他人を思いのままに動かすことができたらなぁ」
これは誰もが思うことですよね。
特に現在はコロナの時期で、人と実際に会うことが減りました。
それまでは実際に会って話すことで、表情やジェスチャー、ブランド品に包まれた見た目を使って、交渉を有利に運ぼうとしてきましたよね。
でも、実際に会えなくなってしまった現在では、スマホを中心にグッときてもらうための「文章力」が勝負になっています。
その中で「メールやSNSで人の心をつかみたい!でもどうすればいいの?!」
という悩みを持つ人は、増えているんですね。
そんな悩みを解決するには、
「人を思いのままに操れる文章力」を身に付ければいいんです。
普段書いている「文章」や「言葉」にちょっとした工夫をするだけで、驚くほど簡単に人を操ることができるようになります。
でも悪用は厳禁ですよ笑
そう言いたくなるほど、強力なテクニックをお伝えします。
「文章力」が中心ですが、会話でも使えます。
うまく使えばzoomでの対話や、動画配信でも、すぐに応用できることが分かるはずです。
こんな悩みを持っている人にオススメのテクニックを紹介します。
- 恋人や友人、職場での人間関係に悩んでいる。
- 仕事で交渉することが多い。
- メールを使って連絡をすることが多い。
- 人と対面して会話することがストレスだ。
- 自分の思い通りにまわりの人を動かしたい。
こんなあなたに、今すぐ使いたくなるオススメのテクニックを紹介します。
誰もがまずやりたい!「ラポール」という不思議な心理状態を作る。
「ラポール」とはフランス語で「架け橋」を意味し、「心と心がつながっている状態」を指します。
ここでいう「心」は潜在意識です。
したがって「潜在意識がつながり合っている状態」のとき、警戒や分析、批判といった心の働きが弱まり、とても心地よい状態になります。
この状態になれば、相手の言葉を受け入れやすくなります。
ラポールが深まれば深まるほど、相手を思い通りに動かすことができるのです。
「あなた」主体で書く。
書き手である「私が」ではなく、読み手である「あなたが」を主体にするということです。
自分が感じたことや言いたいことばかりを書いてしまうと、読み手とラポールを築くことはできません。
実際の会話でも、自分の話ばかりする人は敬遠されがちですよね。
「この本はとても(私は)素晴らしいと思います。」と書くよりも、
「この本を読むことで、あなたの人生は変わりますよ。」と書いた方が、読み手には伝わりますよね。
これは会話でも同じです。
「あなたのためになる」と聞き手のメリットを話した方が、相手は関心を持って聞いてくれると思います。
相手の潜在意識に「Yes」と言うのが当たり前、という状態を作り出す。
相手がYesと答えるような文章を積み重ねて、うまく伝える方法です。
例えば、
「最近寒くなりましたね」→Yes
「前回お会いした時に○○のことを考えていると、お話されていたと思います」→Yes
「その件について、まだ関心も持っていらっしゃいますでしょうか?」→Yes
「その詳細を少しだけご説明したいのですが、30分だけお時間をいただけますでしょうか?」→Yes
この文章は、相手がYesと答えそうな内容を積み重ねていく構成になっています。
そうすると、相手の潜在意識に「この人に聞かれたらYesと返事するのが当たり前」という状況を作り出すことができます。
Yesと返事をもらい続けてから、本当にYesと言ってもらいたいことを伝えると、相手はYesと言ってくれる可能性が高まるのです。
「バックトラッキング」
これは日本語でいう「オウム返し」のことです。
「昨日見た映画、面白かった!」
「へぇ、面白かったんだね」
「そうなの!それでね…」
相手が話した内容をそのまま返しているので、ますます話が弾みます。
バックトラッキングには、具体的に4つの方法があります。
1 相手が話した「事実」を反復する。
2 相手が話した「感情」を反復する。
3 相手の話した「要点をまとめて」反復する。
4 相手の話の「キーワード」だけ反復する。
ただ、毎回相手の話を繰り返すだけ、というのも注意が必要です。
「バカにされているのか?」と不信感につながることがあるかもしれません。
そうならないように、4つの方法をうまく使い分ければいいと思います。
もっと深く知りたいあなたは、この本がオススメです。
怪しいタイトルですけど、内容はいたって真面目です。
読んでいくと、今すぐ誰かに試して見たくなります。
そして、驚くほど相手にグッと伝わることが実感できるはずです。