英語ができたら、何の役に立つの?
よくある質問です。
英語に限らず、数学でも社会でも「こんなの将来何の役に立つの?」と生徒に聞かれます。
まあ、僕も中学生当時、イヤイヤやっているところはありました。
「100gの水に20gも食塩入れるの?!しょっぱいやん!」
「列車が橋を渡り切る時間って求める必要ある?!だいたいすぐ渡るじゃん」
なんて方程式の文章題に、ツッコミまくりでした。
英語でも「どうせ海外なんて、行っても1回か2回だろうから、やる必要あるのかな?」と思っていましたね。
こんな人いませんか?
- 何となく勉強はしているけど、モチベーションが続かない。
- 英語なんて翻訳アプリでいいし。何でわざわざ勉強するんだろう。
うーむ。やらない理由はいくらでも作れてしまうので、何とか前向きに考えたいですね。
そもそも役に立たないことを攻略するスキルを身に付けるのが、勉強の醍醐味。
英語を学ぶのが大事ではなくて「英語の攻略の仕方を見つけること」が大事です。
これは2chを作ったひろゆきさんも同じことをおっしゃっています。
攻略の仕方を学ぶことで、その後、動画編集とかプログラミング学習とか他のことにも応用がきく、という感じですね。
数学は得意だけど、英語が苦手という人、いますよね。
では「なぜ数学は攻略できているか」を分析したことありますか?
これは、全ての学生へ「核心をつく」問いかけです。
この問いかけにパッと浮かんでくるものがいくつもある人は、きっと他の教科も得意なはずです。
理屈は何となく分かっているけど、行動していない人。
講師目線だと、もはや行動できるかどうかも実力のうちです。
攻略の仕方が分かっているなら、早く行動しましょう。
英語は何か直接役に立つの?実際に英語を仕事にしている人へのインタビュー
2人の知り合いが、快く答えてくれました。
僕も納得のものでした。
学習塾で高校生に英語を教えている現役講師、A先生の場合
ものの見方が変わる。
英語ができると、海外の人の考え方を理解できるようになります。
自分を客観的に見ることができますし、外国から日本がこう見えている、ということも分かります。
これは納得。
僕の海外旅行経験でいうと、英語を話す人って、テンションが低いというか、日本人みたいに「分かりやすくハキハキ」話している人って、ほぼいないんですよね。
飲食店や服屋さんの店員さんもテキトーでゆるい感じです。
僕には心地良いです。
情報量の違い。
日本語だけだと分からないことも英語が分かれば、知ることができます。
例えば、何か新しい商品が出た時に英語が分かれば、早く情報が手に入ります。
楽しみが増える。
映画とか音楽とか、英語で味わう楽しみが増えます。
元学習塾講師の、B先生の場合
直接コミュニケーションができる。
自分の気持ちを細やかに伝えられます。
より広くコミュニケーションできる。
世界中の犬夜叉ファンと交流できます。
英語を通じて、日本のことを知ることができる。
例えば日本史を英語を通じて知ると、全く違って見えてきます。
職業やできることの選択肢が増える。
外国人とばかり仕事することになっても、英語力があればできます。
語学だけではなく、いろんなものを知って、楽しめる。
その国のこと、歌、食事、文化を知ることができて、楽しめるようになります。
英語の習得って、単語や文法だけじゃないんですね。
むしろ、そうやっていろんなものと結びつけて、「なるほど」と思いながら勉強すると、はかどりそうですね。
まとめ さっさ的視点
プログラミング学習をこれから始めたい人、英語は必須です。
日本にはエンジニアが圧倒的に足りていません。
HTMLとかCSSとか、プログラミングの勉強を始めようという人は、多いのではないでしょうか。
しかし、勉強を始めると分かりますが、画面に打ち込むのは、全て英語です。
英語耐性が無くて、プログラミングを途中で断念した知り合いもいます。
ニーズはあるのに、英語のせいでスキルが磨けないなんて、もったいないですよね。
結局、自分次第。
ネット環境やスマホの普及で、
「英語の勉強といえば留学!」
という感じでもなくなってきました。
でも、ここ数十年、日本人の英語の習熟度は低いままあまり変わっていません。
勉強しやすい環境になっているのに、習熟度が変わらないということは、結局自分次第でどうにでもなる、ということです。
英会話であろうが、留学であろうが、独学であろうが、外国人と交際しようが、結局自分のやり方次第ですね。