【読了記録】ズッコケ中年三人組 44歳のズッコケ探検隊/那須正幹(ツチノコ探しにワクワク)
さっさ
さっさブログ
どうも、さっさです。
那須正幹の小説『ズッコケ中年三人組 42歳の教室戦争』を読みました。
ネタバレ無しの忘備録です。
Kindle Oasisで読みました。
三人組も42歳。子ども達も思春期を迎え、いじめ問題や反抗期など、それぞれが抱える悩みに親として立ち向かっていく。一方、かつて化けダヌキを封印していた狛犬が、再開発のため動かされたようで―。大好評のズッコケ中年三人組シリーズ第三弾!
「BOOK」データベースより
今回のメインはハチベエの息子・一平と、モーちゃんの娘・佳奈。
一平は反抗期、佳奈はクラスでいじめられてしまいます。
過去作で小6の頃のハチベエやモーちゃんの暴れっぷりはよく分かっています。そんな2人が親として子どもに接するところは印象的でした。
一平の悪ぶる感じは共感できます。少しやんちゃな先輩がカッコよくて、なんかついて行きたくなるんですよね。親の言うことなんて聞きやしません。
佳奈のいじめについては、なかなか難しい問題でした。
塾でも生徒がいつの間にかいじめの対象になっていることがあります。だいたい言い過ぎによって仲間外れにされてしまうことが多いですね。解決できることもありますが、深入りできずに静観しているしかない時もあって、歯がゆいです。
作中では、美術担当のおばちゃん先生が見事な解決を見せてくれます。これ実際にやってみようかな…。
いかがでしたか?
今回は那須正幹の小説『ズッコケ中年三人組 42歳の教室戦争』の読了記録でした。
相変わらずサクッと読めるのがいいですね。200ページちょっとです。
テーマもキャラも分かりやすくて、余計なことが一切ない。
次回は「裁判」についてだそうです。ハチベエは裁判員になるんですって。楽しみ。
それでは、また。