【読了記録】ズッコケ中年三人組/那須正幹(ヒーローたちが中年になって帰ってきた!)
どうも、さっさです。
那須正幹の小説『ズッコケ中年三人組』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
いやあ、懐かしいなあ。
読んだきっかけ
近所の図書館で小説を作者順に追っていたら、たまたま見つけました。
最初は五十嵐貴久、中山七里、秋吉理香子、青山美智子の本を探していました。無料で借りられるなら、わざわざAmazonや本屋でお金を使わなくてもいいと思いまして。(そうしたら青山美智子だけ、1冊もありませんでした。)
那須正幹?確か「ズッコケ」シリーズの人だよなあ。
と、那須正幹はこの本だけ本棚にあったのです。
表紙の3人を眺めてみると、シリーズ50冊をかつて全部読んだ記憶が蘇ってきました。
熱い。
即借りて、3日で読み終えました。
スマホで調べてみたら、中年シリーズは他にも何冊か出てるんですね。
やった!中年シリーズも全部読む!
からの「ぼくら」シリーズももう1回読みたい!
青春時代、再燃!
あらすじと感想
あのズッコケ三人組も28年を経て、不惑の歳を迎えた。さて、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの人生は―。
Amazon商品紹介ページより
あの、Amazonの紹介、雑過ぎませんか?もうちょっと何かあるでしょ。
まあ、ファンであればこれだけで十分ですね。
ハチベエは八百屋さんからコンビニに変身した店舗を経営。安藤圭子と結婚して2人の子供がいます。「小雪」というスナックで働く女に夢中。
ハカセは袋町中学校の教諭。独身。本当は博物館か大学に勤めたかったのですが、空きがありませんでした。やんちゃなクラスを担当していて、「教師をやめてしまおうか」と苦労しています。
モーちゃんはレンタルビデオショップ店員。妻子持ち。夜8時30分から翌朝8時までの夜勤をこなしています。
3人はそれぞれ、いい感じに中年になっているのでした。
モーちゃんが勤めるレンタルビデオ点に、あの怪盗Xがやってきます。
ちなみに、怪盗Xをはじめ、過去のシリーズに登場した人物が何人か出てきますが、ちゃんと説明されているので、シリーズ未読者とか、小6のシリーズより中年の方が面白そう、という人でも大丈夫です。
怪盗Xはまた何か盗もうとしていて、ハチベエたち3人に挑戦状を叩きつけるのでした。
その後、東京、銀座の宝石店から総額5億円分の宝石が盗まれる事件発生。状況から怪盗Xの仕業だろうと思われます。
果たして、怪盗Xを止められるのか。
そして、怪盗Xの正体とは……。
それでは、また。