【読了記録】リハーサル/五十嵐貴久(やばい女、リカ。4作目。)
どうも、さっさです。
五十嵐貴久の小説『リハーサル』を読みました。
発行 2019年2月
読了 2022年5月
読んだきっかけ
五十嵐作品は2022年3月からスタート。消防士・神谷夏美シリーズ3作、『マーダーハウス』を読んでから、この『リハーサル』を含む「リカ」シリーズを読んでいます。
読んだことをTwitterやInstagramで投稿すると、五十嵐さん本人から「いいね」がもらえます。それも読むモチベーションになっています。
あらすじと感想
花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは…。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。
「BOOK」データベースより
映像化、マンガ化もされた「リカ」シリーズの4作目。
今回はリカがかつて勤めていた花山医院でのお話です。
「どうせリカは気に入った男を手に入れるために、事故を装ってリカにとって邪魔な人を何人も消すんだろうなあ……」
と思ったら、やっぱりその通りでした。
婦長(後にひどい目に遭います)はリカの採用に戸惑っていました。採用するべきではない、と副医院長の大矢(後にひどい目に遭います)にちゃんと伝えています。
女の直感というのは、大事にしなきゃいけませんね。
このあたりで、リカは興奮するとひらがなだけで句読点無しで一方的に話す癖があることに気が付きます。
最初は読みにくいな、と思っていました。
でも途中から、これがリカの持ち味だと思うようになってきて、いつの間にかニヤニヤするようになりました。
「リカ」シリーズを読んでいる人は、みんなこうなるんですかね?
あと2冊、『リメンバー』、『リフレイン』が残っています。
リカに関わった人がひどい目に遭う話だと、もう分かっていますが、癖になってしまっているので、最後まで読みます。
それでは、また。