【読了記録】予知夢/東野圭吾(ガリレオシリーズ第2弾。湯川先生、真相に気付くの早過ぎ!)
どうも、さっさです。
東野圭吾の小説「予知夢」を読みました。
人気のガリレオシリーズ第2弾。5つの事件が描かれています。
前作に続き、草薙刑事が湯川のところへ事件の相談に行きます。怪現象に思われる事件ですが、話を聞いた湯川はすぐに真相に気付き、草薙に捜査のアドバイスをしていきます。
さすが天才物理学者。でもテストの成績がいいという感じの頭の良さとは違う感じがします。「センス」ですかね。
以下あらすじでは、ネタバレ無しでの振り返りです。既読の人は内容を思い出す参考にどうぞ。
大まかなあらすじと感想
深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。
「BOOK」データベースより
第1章 夢想る ゆめみる
表題の事件です。真相に気付く湯川はさすが。
ですが、この話は草薙刑事が湯川のところを訪れるシーンも印象的。
実験室では学生たちに綱引きの勝負をさせていました。「綱引き必勝法」の実験です。
湯川は草薙に、学生たちにアドバイスを、と綱引き論を話させます。
果たして、綱引きに確実に勝つための方法とは…。
第2章 霊視る みえる
窓の外に立っていたのは黄色いスーツを着た長井清美。同じ頃、長井清美は自宅の洗面所で倒れていたのです。
湯川は草薙の話を気持ち半分で聞いていましたが、手首に傷があることを聞くと態度を一変。現場に案内するように草薙に言うのでした。
第3章 騒霊ぐ さわぐ
草薙の姉の登場。友達の妹・神崎弥生の夫が失踪したと言います。
浄水器の販売をしていた彼は、高野ヒデというお婆さんのお宅に仕事以外でも通っていました。
そして、高野家に訪れてみると、ヒデは数日前に亡くなっており、親戚と名乗る人たち4人が住んでいました。
彼らは毎晩夜8時になると、なぜか家を出ていきます。そのタイミングで中を覗こうと家に近づいた弥生は、中から物音がする、と言うのでした…。
第4章 絞殺る しめる
自動車部品を作る小さな工場の経営者・矢島忠昭がホテルで死亡。
睡眠薬で眠らされ、絞殺されていました。
草薙は湯川を呼びます。1つはカーペットに焦げた跡があったこと。もう1つは絞めた跡に沿って皮膚が切れていること。普通の絞殺ではこうはならないのです。
忠昭の娘の証言。忠昭が死ぬ前日に、工場で火の玉を見たと言います。
妻の証言にも怪しいところがあり…。
第5章 予知る しる
菅沼直樹は大学の後輩・峰村英和を自宅に招いて妻の静子と共に食事をしています。
そこへ、直樹の不倫相手・瀬戸富由子から電話がかかって来ました。
早く奥さんに自分のことを話してくれないと死ぬ、と脅してきます。彼女はわざわざ直樹の部屋から見えるところに引っ越して来たのです。
要求を聞かない直樹。富由子は台から飛び降り、首を吊るのでした。
警察の捜査が始まります。
直樹の隣の部屋の住人は、2日前にも富由子が首を吊るところを見た、と言います。
予知ではないかと、オカルト担当になりつつある草薙は、湯川のところへ訪れます。