「人生の教養が身につく名言集」[出口治明](名言から人生を学びたい!)
どうも、さっさです。
今回は出口治明の「人生の教養が身につく名言集」
著者紹介 出口治明さん
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。
1948年三重県生まれ。京都大学法学部を卒業。
稀代の読書家で、読んだ本は1万冊を超える。
自称読書家の僕でも1万冊を読んだかというと、自信がないです汗 出口さんは数えていたということですかね。それがすごいです。
この本の内容を一言で。
名言を知ることで、人生を図太く、賢く、面白く生きることができる。
グッときたところを3つ
グッときたところ1 読書の質は「アウトプット」で決まる
「アウトプット」とは誰かに伝える、または自分の言葉で表現するということです。
「読書」は「勉強」と言い換えることもできます。
見聞きしたことが結局どういう学びになったのか。
言葉にできないのであれば、意味がありません。
塾で小中学生とやりとりしていると、アウトプットが上手な人は成績がいい傾向にあります。ただし、文句ばかり一丁前にブツブツ言う人がいますが、そう言う人は例外です。
グッときたところ2 ゼロから勉強しない。巨人の肩を借りる
我々の悩みは、過去に生きた人がだいたい悩んで、解決しています。
その力を借りないのは、いかがなものかということですね。
塾では、勉強法とか今何をしたらいいか、という相談が多いです。でもそういう人はまずググって欲しいです。今は学習に関する情報が無料で色々見られますから、まずは調べ尽くして欲しいですね。「それでも自分がどうすればいいか分からない」なんてことはないと思います。
グッときたところ3 迷ったらやってみる
「また後でもできるからその時にやればいい、といって今やらなかったこと」
後悔って、結局これが一番多いんじゃないですかね。
勉強に恋愛に部活に仕事、、、挙げてみれば、しなかった後悔がたくさん浮かんでくるはずです。
一方で「人間は自分がしたことは肯定する」という本能があります。
ですから、迷っていることがあれば、無条件にした方がいいんじゃないですかね。
そこから学ぶ、みたいなことを繰り返していけばいいと思います。
塾では「どうやったら覚えられますか?」という相談が多いです。しかし、こういう人は、たいていあまりの情報量に戸惑っているだけで、スタートができないだけです。これは補助輪なしの自転車や鉄棒の逆上がりみたいなものです。コツはなんとなく伝えられるけど、できるようになるかは自分次第だよー、という感じですね。とにかくやって欲しいです。