「マンガはじめての心理学」[ゆうきゆう](心理学は大事)
どうも、さっさです。
今回はゆうきゆうの「マンガはじめての心理学」
この本はこんなあなたにオススメ。
- 人の心が気になる。
- 心理学を日常生活に生かしたい。
- 自分の知らない自分が知りたい。
僕は大学を選ぶときに心理学部も終盤まで候補に入っていました。
心の研究がしたかったからです。
でもその後の仕事のことを考えたら「食っていくのは難しそうだ」と判断して他の学部に進学しました。
本の内容
- PART1 日常行動のナゾを解く
- PART2 友達の本音が見えてくる
- PART3 恋愛シーンの心理を読む
- PART4 職場で役立つ心理学
- PART5 自分のココロがよくわかる
このシリーズは全部で6冊。
身近なことから、心理学の知識がサラッと学べるのでオススメです。
著者について ゆうきゆう
精神科医。ゆうメンタルクリニック総院長。2008年、上野に開院後、池袋、新宿、渋谷にも開院、カウンセリングを重視した方針で、50名以上の医師が年間約70000件のカウンセリングを行っており、心安らげるクリニックとして評判が高い。また、医師業のかたわら、心理学系サイトの運営、マンガ原作、書籍執筆なども手がける
Amazonより
グッときた内容を3つピックアップ
運転中にキレやすい人は、車のパワーを借りてストレスを発散している。
普段は温厚なのに、ハンドルを握ると別人になったかのように攻撃的になる人はいます。
僕の知り合いにもいます。
自分よりもパワーがある車を操ることで、自分も強くなったかのような錯覚を起こしてしまいます。
日常生活でストレスを発散させることができずに、我慢してしまっているのかもしれません。
オススメなのは、車の窓を開けることです。
そうすれば、外からのバリアがなくなって、荒っぽい運転者が大人しくなる可能性があります。
他にもお酒に酔ったときとか、店員さんなど関係ない他人に接するときに、その人の本性が出やすいですね。
やる前から言い訳をしてしまうのは、やっぱり損です。
やる前から「できない理由」をアピールする人がいます。
塾でもテスト週間になると「無理」「今回は時間が取れない」など、テストの前に生徒からいろんな言い訳があります。
ぶっちゃけこの傾向が強い生徒は、成績が良くないです。
わざとダメだった時の言い訳を作ることを「セルフ・ハンディキャップ」といいます。
- 「自信がない」
- 「体調が悪い」
- 「時間がない」
という感じで、環境のせいにしたり、わざわざ自分で不利な状況であるかのように言うことです。
成功すれば、「不利な状況からよくできた」ということになります。
しかし、この「逃げ腰」のような態度が癖になってしまうと、できるものもできなくなってしまうことがあるので、注意が必要です。
セルフ・ハンディキャップをする人は、しない人に比べて成功する確率が下がってしまうというデータもあります。
しかも、後々に「大丈夫、どうにかなる!」と根拠のない自信を持つことが多いので、テストではうまく行かないことが多いですね。
なぜ男女はすれ違うのか?理屈っぽい男。感情的な女。
男性は会話に「目的」や「意味」があると思っています。
女性は会話に「共感」を求めます。
この前提が分かっていれば、男女関係がうまくいきます。
男性は事実をもとに、結論を出したがったり、解決したりするのを好みます。
女性は感情をもとに、話を折らずに最後まで聞いてほしくて、共感を求めます。
そもそもの興味・関心がずれていることがあります。
ですから映画やドラマの話をするときには、「面白かった」というポイントがズレることがあります。
昼食でカフェに行くと、たくさんの女性が話をしています。
そのほとんどが旦那・子供・仕事のグチです。
共感を求めているので、別に解決しなくても永遠に話すことができるんですかね。
男だったらできないことです。
まとめ
心理学は、日常生活に活かせるところが面白い。
考え方や行動を変えることで、人間関係や仕事がうまくいって、ストレスが減ったら最高ですね。