【読了記録】インデックス/誉田哲也
さっさ
さっさブログ
連続児童誘拐事件の現場で、ついに殉職者を出してしまった警視庁は、威信にかけて黒幕・ジウを追う。実行犯の取り調べを続ける東警部補と門倉巡査は、〈新世界秩序〉という巨大な闇の存在を知り、更なる事件の予兆に戦慄する。一方、特進を果たした伊崎巡査部長は、特殊急襲部隊から所轄署へ異動。そこにも不気味な影が……。
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前作の最後、伊崎を殺す、と宣言したジウ。今作では女性が誘拐されるシーンからスタート。伊崎かどうか。
3部作の2作目にあたる本作。見どころは「ジウ」の名前の由来、伊崎とフリーライターが組んでの独自捜査、伊崎vsジウのバトル、門倉美咲と東の恋愛関係といったところ。時間を忘れて楽しめました。
新潟県の集落である少年が覚醒剤ヒロポンを売りさばきながら成長していく描写が印象的。ほどよくエロいのも目を離させません。この人物は一体誰なのか。ジウは中国人の少年であるとわかっているので、ジウではなさそう。この辺も終盤でつながってきます。
暴力とエロがしっかり描かれるのは今作でも健在。誘拐された子供の指が切り取られたり、さらわれた女性がレイプされたり。
読んでいる時の印象は大沢在昌の「新宿鮫」シリーズに似ています。好きなシリーズなので嬉しいです。
映像化は暴力とエロのせいで難しそうだけど、R18でしてくれないかなー。絶対見るのに。この手の非日常は絶対見たい。僕はね。
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