「50代でしなければならない55のこと」［中谷彰宏］（定年後じゃなくて、今しよう。）
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【読了記録】超訳 自省録／マルクス・アウレリウス 編訳 佐藤けんいち（さあ、心を整えよう）
さっさ
どうも、さっさです。
マルクス・アウレリウスの「自省録」超訳版を買いました。
これです↓
岩波文庫の「自省録」を元々持っています。これです↓
今回買ったものは、いわばエッセンシャル版。全体で487章さまざまな文章から180を厳選。この本だけでも「今を生きる」パワーがたっぷりもらえます。
Contents
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大まかな内容とさっさ的視点
大きく9つに分かれています。
Ⅰ. 「いま」を生きよ
Ⅱ. 運命を愛せ
Ⅲ.精神を強く保て
Ⅳ. 思い込みを捨てよ
Ⅴ. 人の助けよ求めよ
Ⅵ. 他人に振り回されるな
Ⅶ. 毎日を人生最後の日として過ごせ
Ⅷ. 自分の道をまっすぐに進め
Ⅸ. 死を想え
これらのカテゴリーの中に、自省録に書かれているものができるだけそのまま書かれています。
何がグッとくるかって、実在したローマ皇帝でもアレコレ悩んでいたんだ！ということ。
富も権力も世界最強。そんな人でも悩んでいる。
このことだけで、価値観がガラリと変わる人もいるのではないでしょうか。
会社員なら、お金と出世を求めるもの。
学生なら勉強や運動で他人に勝とうと、一生懸命になるものです。
でも、仮に1位になったとしても、悩むことをやめない限り、永遠に悩み続けることになるのです。
知らない間に、勉強や仕事で1位になるためのレースに、無理やり参加させられていませんか？
知らない間に頑張りすぎていませんか？
無理しすぎて疲れていませんか？
そんな時にこの本を読むと、力を抜いてもいいんだ、と教えてもらえますよ。
ちなみに僕のお気に入りは「Ⅵ. 他人に振り回されるな」
僕にとっての他人には「上司、部下、お客さん」が含まれます。
特に20代の頃は、とにかく他人ファーストで過ごしてしまった後悔があります。もちろんある程度の他人ファーストは必要ですが、もう少し自分ファーストの割合を多くしても良かったかな、と思います。
「もう昔から十分、自分ファーストじゃん」って知り合いには言われそうですけどね（笑）
編訳の佐藤けんいちさんに…
本を買った日にこんなツイートをしたら…
編訳の佐藤けんいちさんにいいね、リツイートしてもらえました。本のタイトルしか入れていませんでしたが、見つけてもらえました。
本の関係者にリプしてもらえるのは、Twitterあるあるです。僕みたいに読書アカウントをやっている人にとっては、この上ない喜びです。
まとめ
いかがでしたか？
今回は「超訳 自省録」の記録でした。
富と権力の謎のレースに強制参加させられて、疲れてしまっている人には、大切な本になるに違いありません。
僕はこの本を読んで、仕事では絶対に無理をしないことを決めました。役員からは常に本気さとスピードを要求されますが、こっちはとっくに全速前進してるので、いつも軽く受け流しています。
このエッセンシャル版でパワーがわいたら、全収録の岩波文庫版もぜひ目を通してほしいですね。
それでは、また！
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ABOUT ME
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
