エッセー

【エッセー】小説とマンガに興味がなくなってしまった時期の話。

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さっさ

突然ですが、小説とマンガに興味がなくなってしまいました(汗)

東野圭吾は70冊読みました。ついでにミステリー好きが高じて「名探偵コナン」のマンガを全巻揃えました。

「ドラゴンボール」や「スラムダンク」など、かつて熱中したマンガは、全て完全版や文庫版で買い直しました。

SFではドラマ化が決まった「三体」、新たに映画になった「砂の惑星」(上だけですが)も読みました。他にも映像作品の原作(マスカレード・ナイト、燃えよ剣、護られなかった者たちへ)や「このミス」大賞作品、芥川賞受賞作品など、気になったものは片っ端から読みました。

Twitterに読了ツイートして、このブログにも書評を書きました。多くの人から反応をもらいました。

しかし、途中で思ってしまったのです。

「…これは一体なんの時間なんだ?」

以前は読んでいる時にアレコレ想像して、頭の中がどこかにいくのを楽しんでいました。ですが、ある時から急に楽しめなくなったのです。全作品制覇を目指して読んでいた東野作品ですら、1文字も読めなくなってしまいました。コナンの犯人も動機もトリックもどうでもよくなってしまいました。

読書の目的は「読んでいる時を楽しむ」「何かを学ぶ」。この2つです。小説から学ぶ、というのは後になって役立つ時があるもので、「学び」目的で読むことはありません。

楽しくなくなってしまったのです。読了ツイートしてブログに書評を書くのも義務感に襲われてきました。

では学ぶために何か読めばいいじゃないか。不安や悩みとかもあるだろう?

そう思われるかもしれません。

しかし、もう学びたいことも不安も悩みも無くなりました。

人間関係や、健康のこと、お金のこと、どう生きるべきかと心を整えること。誰もが1度は悩むことを、僕は猛烈な読書で全て解決しました。

人間関係について。
人を変えることはできません。自分らしく振る舞って、相手の反応を待つだけです。ブツブツ言ってくる上司やお客さん、自慢してくる知り合いは、吠える犬だと思うことです。まともに反応してはいけません。見た目が近いからといって、同じ人間だと思ってはいけないのです。他人の正解探しはやめましょう。無駄です。自分のキャラに悩む必要はありません。どう振る舞っても自分らしさは勝手に出てくるもの。見た目を清潔にして、言動を失礼のないようにしていれば、まず大丈夫です。名誉とお金にこだわりがある人は損をします。どこまで求めてもキリがないからです。大人になれば人間のスペックなんてみんな大差ありません。学歴もほぼ関係ありません。出世するのは上司に気に入られた人だけです。大事なのは、清潔な見た目とわきまえた言動だけです。

健康について。
肥満が気になる人は、まずそんなに食べないほうが健康を維持できると知ることです。1日3食は食べ過ぎです。食べたものを消化するのは、実は大きなエネルギーが必要で、体には負担が大きいのです。高齢者に太った人がいないのは、加齢と共に痩せていくというわけではありません。太った人が若くして死んでいるからなのです。ダイエットでは運動をメインに考えている人はあらためてください。ダイエットで重要な割合は食事が9割、運動が1割です。スポーツジムで熱心に運動したところで、少しも痩せません。運動の効果はアドレナリンやドーパミンによるストレス解消の側面が大きいです。「米・麺・パン」でお腹を膨らませることをやめましょう。おかず→米の繰り返しで食事をしている人はやめましょう。おかずを食べ切ってから米を食べるのがいいです。丼物やラーメンを食事の選択肢にできるだけ入れないことです。お菓子やスイーツはカロリーの塊で栄養がありません。本当に食べてしまってもいいのか考えましょう。小腹が空いたら、小袋になったナッツがおすすめです。たくさん食べたいならまだ肉や魚です。寿司と焼肉なら絶対焼肉です。米を食べなくていいからです。

お金について。
稼ぎを増やすのは難しいです。副業を煽ってくる広告、勧誘は全て無視です。それよりも出ていくお金を減らすことを考えましょう。スマホのプランはGBが少ない安いもので大丈夫です。今はどこに行ってもWi-Fiがあります。iPhoneの最新機種は10万円以上しますが、以前の型だったら、ゲオで2万円くらいで買えます。反応速度が遅い、と気になってしまう人はスマホ依存症です。通知を切って、アプリの数を減らしましょう。睡眠不足じゃないのに頭が冴えない人はスマホのせいかもしれません。AppleとGoogleの幹部たちは自分の子供に端末を使わせていません。依存症になるのを知っているからです。車は中古でいいです。どうしても新車じゃないと気が済まない人は、せめてグレードを落としたものにしましょう。大丈夫です。人は他人の車なんて気にしていません。ハイブリッド車は燃費はいいのですが、本体価格が高いです。本当にいい買い物なのか考えましょう。保険も考え直す価値があります。生命保険に1つ入っておけば大丈夫です。学資も火災も地震も必要ありません。不安にさせられてお金を取られているだけです。

僕は今39歳です。40代は「不惑」の時と言われます。まさに惑わない心が整ったのです。

「読書をした方がいい」

これは真実です。世の中の悩みの9割は読書で解決できます。本を読めば解決できるのに、あれこれ悩んでいる人が多過ぎます。

僕はもう卒業できます。

書評ができないなら、このブログも続ける意味がないのかな、と考えることもありました。でも、ここは僕の思考を残しておく場所。いつか誰かが同じ道を通る時に参考になれば幸いです。既に同じ道を通った人は、そうそう自分もこんな感じだった、と共感してもらえたら幸いです。

ちなみに。

手元には5冊残してあります。「人生の短さについて」「自省録」「方丈記」「徒然草」「小さなことにくよくよするな」

これらの本には、他の本で読んできた生きるヒントが全て書かれています。新しいことはもうありません。そもそも本屋に並んでいるビジネス書や自己啓発書は、上記の内容の使い回しです。そういうものだと途中でわかったので、もう他の本は読まないで済みます。

スマホに時間を取られている人は、アプリを減らしたり、通知を切ったりして、デジタル断捨離をしなければなりません。僕は小説で時間を取られている、という感覚になってしまいました。だから小説を読むのをやめました。

もしかしたら、今後また読みたくなるかもしれません。でも今は読まなくてもいいです。得られるものがなくて、その時が楽しくないなら、もう読む理由はありません。

「読書した方がいいのは分かっている。でもそんな時間はない」という人もいるでしょう。

そういう人は、悩みや不安がないのなら、別に読書なんてしなくてもいいです。スマホで調べて解決できれば時間効率もいいです。

でも、悩みや不安があるなら、読書はした方がいいです。本の多くは編集担当など関係者の予選を通過したものです。売るに値すると第3者が判断したものが出回っています。ネットの情報よりも信頼できます。

では何を読めばいいのか?

僕と同じものでよければ、上記の5冊と、ブログ内の書評記事に書かれたものを読んでみてください。過去の後悔と共に、これからは絶対に失敗しないぞ、と決意を新たにできるはずです。

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ABOUT ME
さっさ
さっさ
塾講師。読書家。
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
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