「神・時間術」[樺沢紫苑](時間をうまく使えたらって、みんな思うよね。)
どうも、さっさです。
今回は精神科医である樺沢紫苑の著書「神・時間術」
「もっと時間を有効に使いたい」
「自分のことがやりたいけど、毎日忙しい」
「たまにはのんびりする時間が欲しい」
こんな感じで、時間の使い方について悩んでいませんか?
樺沢先生に解決してもらいましょう。
この本から学べること
・集中力を完全にリセットするには「運動」が効果的
1回60分〜90分の有酸素運動ができれば、頭も体もリセットされます。朝起きた時と同じくらい、スッキリした状態になるそうです。
とはいえ、仕事などの状況でできない人もいると思います。
そういう人は、「早歩き」とか「エレベーターより階段」と、できることからやっていくことで、集中力は戻ってきます。
・自由時間は「自己投資」のために使う
「娯楽」にはテレビやゲームのような「受動的娯楽」と、読書やスポーツ、楽器などの「能動的娯楽」があります。
「楽しい」という点では同じかも知れませんが、できれば「能動的娯楽」に時間を使うべきです。
「能動的娯楽」は「自己投資」につながります。
その成長によって、仕事効率が10%でもアップできるなら、結果的に多くの時間を手に入れることができて、「自己投資」ほど効率の良い時間の使い方はないといえます。
・15分、45分、90分の法則を使う
ダライ・ラマ14世の同時通訳を務めた有名な方いわく、
「同時通訳というのは、非常に高い集中力を要するので、せいぜい10分。どんなに頑張っても、15分が限界です」
かなり深い集中が維持できる時間は「15分程度」だといえそうです。
小学校の授業は45分、中学校・高校は50分です。
授業がうまい先生は15分ごとに「笑い」や「緊張がほぐれる場面」を作って、15分の3ブロックで授業をしています。
サッカーの試合は90分。
これは大人がなんとか集中できる限界と考えられます。
このように、人間の集中力には波があることが分かります。
誰もが集中したり、集中できなかったりしているわけです。
このリズムを知った上で、仕事や勉強に生かすことができれば、時間を効率良く使えそうですね。
・「朝の30分=夜の2時間」の法則
難しいことに集中できる時間帯は午前中のみです。
会社であれば、出社してすぐにやるべきは、高度な判断が必要な業務であって、メールチェックや掃除ではないのです。
あなたの仕事で最も重要なことを、午前中に持ってくることで生産性を高めることができます。
まとめ
いかがでしたか?
この本には他にも、
・絶対にやってはいけない朝の習慣
・サラリーマンに残された最後の切り札
・効果的な仮眠の方法
・もっともよくない休憩とは?
・脳を休める究極の休憩
・運動時間を確保する方法
・疲れている時こそ運動せよ
など、「そうだったのか」となるものがたくさん書かれています。
気になったらぜひ読んでみてください。きっと人生が変わります。