【読了記録】ある閉ざされた雪の山荘で/東野圭吾
どうも、さっさです。
東野圭吾の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
読んだきっかけ
2024年1月に映画が公開されると知りまして。
実はこの小説は再読です。
2020年9月のブログ開設前に読んでしまっていて、感想を書き残していませんでした。
東野圭吾の小説の感想は全部書きたいと思っていたところなので、ちょうどよかったです。
あらすじと感想
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか? 驚愕の終幕が読者を待っている!
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主人公的な役割は久我和幸(映画ではジャニーズWESTの重岡大毅)。
久我はただ1人弱小劇団出身。他のメンバーはみんなそれなりの劇団に所属している知り合い。
その中に元村由梨江という美人(映画では西野七瀬)。久我はもちろん、劇団の田所(映画では岡山天音。キングダムにも出ていますね。ぴったりの役と思います。)と何とか由梨江に近づこうと奮闘します。
翌日になると、誰かが姿を消していて、一体何がどうなっているのか、というのがメインの話。
そこに久我や田所が由梨江を追いかける恋愛模様が同時進行であり、どちらも目が離せません。
東野圭吾はこのテイストが得意ですね。
『むかし僕が死んだ家』も山奥の家でのミステリーと男女関係が同時進行する名作小説でした。
話の鍵を握るのは、作中でいろんな人物が話題に出す朝倉雅美(映画では森川葵)。
オーディションでは抜群の演技を見せるも、元村由梨江よりも容姿が劣るという理由で不合格。その後スキーで事故に遭い、半身不随となってしまったのです。
個人的には、映画で森川葵が朝倉雅美役ということに違和感がありますね。
だって、森川葵はめちゃくちゃかわいいから。
映画「天外者」(てんがらもん)を見てみなさい。あまりの名演に、森川葵に惚れない男はいませんよ。
この記事を書いているのは2023年9月。まだ映画の公式サイトで配役が分かっているだけですけども、この時点で小説とは違った感じになるのかな、と思っています。
さて、物語の結末は東野小説安定のビックリ仰天です。
今回は再読なので序盤で結末を思い出してしまいましたが、初めて読んだ時は衝撃的でした。
同じようなクローズドサークルもので言えば、小学生の頃、スーパーファミコンでやっていた「かまいたちの夜」くらいの衝撃ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は東野圭吾の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』の読了記録でした。
映画で朝倉雅美役が森川葵なのはなぜだろう?
今回の再読で湧いてきたいちばんの疑問です。
映画を見たら、また感想を書きます。
それでは、また。