「疾風ロンド」[東野圭吾]あらすじ(今度はゲレンデに生物兵器)
どうも、さっさです。
今回は東野圭吾の推理小説「疾風ロンド」ネタバレ無し。
2013年11月文庫本発行。
「白銀ジャック」に始まる雪山シリーズの第2弾ですね。
「白銀ジャック」では、ゲレンデに爆弾がしかけられました。
今回は炭疽菌という生物兵器がしかけられます。
単行本は無く、いきなり文庫本での登場です。
著者の東野さんは、
ウィンタースポーツは馴染みがない。読書をする人とスポーツはあまり親和性がよくないと感じています。それでも文庫だったら気軽に買ってくれるのではないかな、と考えたそうですよ。
2016年には阿部寛さん主演で、映像化がされています。
これ見たんですけど、阿部寛さん、ハマり役ですw
あらすじ
葛原は泰鵬大学医科学研究所の元研究員。
無断で生物兵器「K-55」を開発しました。
無断で開発したので、所長の東郷に解雇されてしまいます。
葛原はその恨みから、ある行動に出ます。
研究所にある5つの炭疽菌のうち2つを盗み出し、あるスキー場のブナの木の下に埋めたのでした。
目印としてテディベアのぬいぐるみを吊るしました。
研究所には脅迫メールが送られてきます。
要求金額は3億円。
東郷は法律違反の生物兵器を開発していたなんて、警察には言えません。
所員の栗林に、独自に炭疽菌を回収するよう指示します。
栗林は息子の秀人に協力を頼み、里沢温泉スキー場に向かいます。
ブナの木は見つかるも、テディベアは既に他の人物に持ち去られており・・・
・・・
果たして、炭疽菌は無事に見つかるのでしょうか?
前作「白銀ジャック」で登場した根津や千晶が、今回も活躍します。
まとめ
この作品は2013年に刊行された、書き下ろし文庫小説。
書き下ろしの文庫小説は、1996年以来17年ぶりだそうですよ。
読み出したら止まらないのが、このシリーズの特徴です。
一気に駆け抜ける爽快感があります。
映像では阿部寛さんが正義感の強いパトロール隊員、根津を演じています。
阿部さん、ハマり役です。
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