【読了記録】七王国の騎士(氷と炎の歌)/ジョージ・R・R・マーティン(ダンクとエッグのお話)
どうも、さっさです。
ジョージ・R・R・マーティンの小説『七王国の騎士(氷と炎の歌)』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
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読んだきっかけ
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」から入った口です。
ドラマを見始めたのは随分前。きっかけはもう覚えていません。
この頃は「24」「プリズンブレイク」「LOST」と、僕的に海外ドラマの全盛期。「ゲーム・オブ・スローンズ」を見たのは必然の流れだったと思います。
気に入った映像作品は原作小説があれば読みたいものでして、本編の小説も全部買いました。
ちなみにこの小説はKindle版で購入。
読書端末はKindle Oasisを使っています。
このシリーズの小説は全部長くて重たいんですよ。あ、重たいのは本が、です。
そもそも単行本を持っていられないのは僕だけでしょうか?このシリーズに限っていえば、文庫本ですら重たいです(汗)。
こういう本はKindle版の方がいいですね。
あらすじと感想
『七王国の玉座』で語られる時代から約百年前、デナーリスから遡ること数代、前王朝ターガリエン家による統治が続くウェスタロス大陸で、諸国を遍歴して城から城へと渡り歩く“草臥しの騎士”ダンクと、その従士となった少年エッグ―数奇な運命を背負う二人の波乱万丈の冒険を描く。海外ドラマの最高峰「ゲーム・オブ・スローンズ」へと繋がる中篇「草臥しの騎士」「誓約の剣」「謎の騎士」の3篇を収録。
「BOOK」データベースより
本作はドラマ本編から約100年前のお話。
ターガリエン家が支配する大陸で、ダンクとエッグの旅を追いかけます。
本編では人間の他にウォーカー(ゾンビ的な生物)やドラゴン(火を吐きます)と、不思議な存在が戦争や権力争いにしっかり絡んできます。
でも、この小説ではそういったものは登場しません。
”草臥しの騎士”ダンクが腕1本で、いろんな地域の揉め事に顔を出していく展開です。
ドラゴンの卵は登場します。でも、作中の人物たちは誰も本物のドラゴンを見たことがないようです。
本編ではエロと暴力が全く遠慮なく表現されるのが特徴でした。
この小説ではエロ要素はほぼないものの、グロい表現はしっかり出てきます。頭が割れたり、腕が切り落とされたり(汗)。この辺は耐性が無いと辛いかも。
ラニスター家やグレイジョイ家など、本編でもおなじみの家系の人物が登場します。「おー、ティリオンやシオンの先祖か」と思って読むとなんだか感慨深いものがあります。
とはいえ、この小説は本編を知らずに読んでも全く問題ないですね。
本編の小説は読むのにどれだけかかるか分からない分厚さ。
ですので、いったんこの前日譚的なものを読んでおくのも全然アリです。僕もその口です。
いろんな家柄の人たちが権力争いをしている構図は本編と同じなので、そう思って読めば抵抗はないと思います。
本編でもお馴染みの大陸の北にそびえ立つ高さ200メートルの壁。8000年以上そこにあるという記載がありました。もうずっと昔からウォーカーとの争いが続いていることがうかがえます。
ダンクとエッグはいろんなところでトラブルに巻き込まれながら、北の壁を目指します。
エッグが何気に重要な人物。まあ、読めばすぐに分かるので、ここでは伏せておきます。
作者によると、2人の旅はまだまだ続くそうなので、続編の中で本編とのつながりが見えてくるのではないかと思います。
ドラマはもう終わりましたが、小説ではまだ本編が完結していないので、先に本編を書いて欲しいな。
まとめ
いかがでしたか?
今回はジョージ・R・R・マーティンの小説『七王国の騎士(氷と炎の歌)』の読了記録でした。
これをきっかけに本編の小説もちゃんと読もうかな。
実は全部買ったはいいのですが放置してありまして(汗)。だって長いし、ドラマに出てこない人もたくさん出てくるんだもん。
でも今なら読める気がします。
そのうち感想を書きますので、気長にお待ちください。
それでは、また。