【読了記録】リターン/五十嵐貴久(リカに関わってはいけなかった……)
さっさ
さっさブログ
どうも、さっさです。
五十嵐貴久の小説『リセット』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
発行 2022年7月7日
読了 2022年7月8日
「リカ」シリーズは全部読んでいます。
好きな漫画の続刊を手にするように、即ポチしました。
母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。「あたしは結花じゃありません、リカです」淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾。
「BOOK」データベースより
やばい女「リカ」の妹、結花。
前作まででは、リカに関わる人たちがひどい目に遭うことがお約束になっていました。
今作では、加害者が結花になって、似たような怪事件がいくつも発生します。
何人も死んでいて、明らかに結花が関与しているのですが、警察はなかなか真相にたどり着けません。これもこのシリーズのお約束です。
「あたしは結花じゃありません、リカです」
姉への憧れが強すぎます(汗)。
リカはワキガでしたが、結花は野菜が腐ったような臭いを漂わせます。
シリーズを全部読んでいると、
「あ、次はこの人が多分ひどい目に遭うんだろうな」
と、予想できるようになります。
シリーズ序盤では、リカのやばさと、展開が読めないところでグイグイ引き込まれました。
7作目にもなると、お約束がある程度分かった上で読めることが面白さにつながります。
五十嵐先生も以前そのようにツイートしていました。
最近では五十嵐先生が自ら、ここ数ヶ月体調がすぐれないというツイートをしています。
心配ですね。
五十嵐先生の本をもっと買って応援しようかな。
それでは、また。