【読了記録】感染遊戯／誉田哲也
さっさ
さっさブログ
【読了記録】インビジブルレイン／誉田哲也
さっさ
どうも、さっさです。
誉田哲也の小説『インビジブルレイン』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
姫川玲子シリーズ第4作。
姫川（竹内結子）と牧田（大沢たかお）のラブシーンが印象的でした。
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あらすじと感想
姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えられるのか。
「BOOK」データベースより
チンピラの惨殺事件を捜査するうちに、ヤクザの牧田と知り合う姫川。
もう僕はドラマを先に見ていて、超絶印象に残っているものですから、ドラマのリプレイを見ているようでした。
まあ、何が印象に残っているのかって、竹内結子と大沢たかおのいちゃつきです。
ただ、やはり小説の方が描写が細かくて、菊田のことを大事にしながらも牧田のことを好きになっていく姫川の心の内が分かりやすかったです。
ドラマだと姫川って感情をあんまり表に出さないんですよね。
小説は400ページを超える長さですし、途中複数のヤクザ組織の説明が把握しづらくて、時間かかりました。
ですので、姫川と牧田がいちゃつくのが余計待ち遠しかったです。
警視庁の捜査官とヤクザという組み合わせも、なんだか非日常で良い。
また、柳井健斗目線の場面がちょこちょこあるのですが、柳井家の事情もまた複雑で印象的。
柳井健斗がどうしてヤクザと繋がるようになって、どうしてあんな結末になってしまったのか。
ドラマを見て結末を知っていながらも、なんだか切ない気持ちになりました。
こんな重たいところにさらに絡んでくるのが、警視庁上層部。
どうやら柳井健斗には触れてほしくない事情があるようなんです。
それでも単独で突き進む姫川、とこのくだりも何だか熱くて面白い。
結局、僕的にはスッキリした形で物語は終わります。
でもこんな終わり方をしてしまったら、次回からどんな話になるんだろう？って疑問も。
まとめ
いかがでしたか？
今回は誉田哲也の小説『インビジブルレイン』の読了記録でした。
同じ警察小説である「新宿鮫」シリーズは他の小説を読んでは戻りました。
でも姫川玲子シリーズはどんどん読んでしまいます。
まあ竹内結子の効果が絶大なのですが（笑）。
40歳を過ぎて興奮できるものが明らかに減りました。
のめり込めるものがあるというのはいいことなのではないでしょうか。
さて、シリーズ次作は『感染遊戯』。
Amazonであらすじを見たところ、今作でもちょろっと登場したガンテツが出てくるようです。
うーん、ドラマでやってたかは思い出せないですね。やたらと悪態をつく武田鉄矢はめちゃくちゃ覚えてますけどね。
読んだら何か思い出すかも。
それでは、また。
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ABOUT ME
1982年生まれ。愛知県一宮市の塾講師。読書量は年間100冊以上。勉強のやり方、自己啓発や心理学、ビジネスや哲学関連は読み尽くし、現在は小説が中心。読了記録を書き残しています。参考になればうれしいです。
