【読了記録】ソウルケイジ/誉田哲也
さっさ
さっさブログ
どうも、さっさです。
誉田哲也の小説『オムニバス』を読みました。
ネタバレ無しで振り返ります。
姫川玲子シリーズ第10巻。
葛飾区青戸の女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される――。(「それが嫌なら無人島」) 住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された! 二人の関係は? そして男の不可解な行動の意味とは?(「六法全書」) ほか、姫川玲子が新たな魅力を見せる全7編。
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前作で未解決のまま終わった女子大生殺人事件が今作でやっと解決。
姫川と検事の武見とのやりとりで男女関係を連想させるところがありました。
初めて聞くカクテルを飲みながら、姫川の中で恋愛観が語られるのは一読の価値あり。
本編では「根腐れ」が印象的。
取り調べの相手が人気女優という設定。
覚醒剤所持で捕まるも、鑑識の調べで本人は使っていないことが分かりました。どういうこと?というのが見どころ。
男性の捜査官では美人に色目を使ってしまうだろうということで、姫川が取り調べを担当することに。
真相解明後の姫川ラッシュは読んでいて爽快感がありました。被疑者が女性の時の姫川は本当に強い。
残りは普通に過ぎていった感じです。
このシリーズのファンであれば、間違いないとは言えます。
いかがでしたか?
今回は誉田哲也の小説『オムニバス』の読了記録でした。
次作『マリスアングル』はまだ文庫化されていません。
ちょっと待とうかな。
いったんこのシリーズはお休み。
この隙に『ジウ』読んでみようかな。
それでは、また。
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