【怪我の記録】鼻を骨折するって、どんな感じなの?

さっさ自身の治療記録を公開するシリーズ。
今回は「鼻の骨折」です。
大学生の時、ハンドボールの試合中にやりました。
シュートを打とうとジャンプしたら、目の前のデフェンスの人の右肘が、僕の鼻にヒットしました。
「ポタポタポタ、、、」
学生時代に突然鼻血が出てくる時、ありますよね。
その時よりも、めちゃくちゃ速く出てきました。
命の危険がよぎった出血量。全血液量の20%以上が短時間で失われると、出血性ショックとなるそうです。体重50kgの人で800ml。計ってないですけど、そんなには出てないですね。
体育館の床が真っ赤になるくらいの、出血量でした。
「このまま死ぬんかな」と思ったくらいです。(死ぬわけない)
「ハンド=危ない」って思わないでくださいねw
「さっさ、またハンドやん。ハンドって危ないんだね」って思わないでくださいw
ハンドは世界では、激アツのスポーツです。特にヨーロッパではサッカーに次ぐ人気で、専用のスタジアムがたくさんあります。日本でメジャーになっていないのが不思議なくらいです。
僕のプレイスタイルにも問題がありました。本来は相手とちゃんと間を取って、駆け引きをしながらチャンスを伺うもの。でも闇雲に突っ込んでしまうところがあって、小さな怪我や故障はしょっちゅうでした。大反省です。やり直せるなら、やり直したい。
血が止まるのを待ち、近くの病院へ。
「いっぱい血を見た」ということから、勝手に貧血っぽい雰囲気で、駐車場に向かったのを覚えています。
「病は気から」ですね。
待っていた荒療治。反対方向に「グリッ、グリッ、、、ゴキ、ゴキ、、、」
車中で考えていたのは、「これ、どうやって治すの?もしかして強引にグリグリしないよね?」
ズバリ正解でした。
看護師2人がかりで体を抑えられ、荒療治が始まりました。
「折れた鼻を逆に折るから、がんばってね」、、、何?!
「逆に折る」、、、受け入れる間もそこそこに、治療開始。
「グリッ、、グリリリ、、、コッ、、ゴキゴキッ、、、」という感じです。
もちろん激痛が走り、涙がちょちょぎれていました。
途中で鏡を見せられて、「どう?」と聞かれます。形が戻ったか、ということですね。
2回目の鏡で、「もうこれでいいです」と伝えて、治療は終わりました。
形が本当に戻っているのかはさておき、もうこれ以上の痛みはイヤだったからです。
その後は、本来の回復能力に任せて、痛みが無くなるのを待ちます。
すぐには治りませんよね。何日かは腫れた顔を見なければなりません。
あ、しばらくは腫れてます。
当時の写真が残っているのですが、今見ても痛々しいです。
よくこんな顔で外に出てたな、と思うくらいです。