「眠りの森」[東野圭吾]あらすじ(加賀、恋に落ちる。印象的。)
どうも、さっさです。
今回は東野圭吾の推理小説「眠りの森」あらすじと感想。
人気の加賀恭一郎シリーズ2作目。1989年5月8日に単行本、1992年4月15日に文庫本が刊行。
2014年1月2日にはテレビドラマが放送されました。↓
1993年9月11日にもテレビ朝日でドラマが放送されましたが、これは残っていませんね。この時の加賀恭一郎は山下真司が演じています。
『鳥人計画』とほぼ同時期の作品ですが「いよいよ書くネタがなくなってきたぞ」と思った頃だそうです。
自分が今まで全く関心を持てなかったものも一生懸命勉強してみなくてはダメだろうと。それで勉強を始めたのが、今回の題材となるクラシックバレエでした。
月に1度は必ず観に行くと決めて、1年間続けました。そうやって勉強して書いたのが「眠りの森」です。
あらすじ
有名バレエ団の事務所で殺人事件が発生します。
殺されたのは風間利之。事務所に押し入った強盗です。
ダンサーの斉藤葉瑠子は、近くにあった花瓶で風間を殴って、殺害してしまいます。
果たして正当防衛なのか、殺人なのか?捜査には加賀も加わっています。
事務所には金目のものは無く、なぜ風間がここに侵入したのか、疑問が残ります。
加賀の恋
加賀は捜査を進める中で、葉瑠子の同居人である浅岡未緒に恋をします。
事件は続く
今度は演出家の梶田が殺されてしまいます。
さらに葉瑠子の恋人であるダンサーの柳生も何者かに襲われます。
捜査の中で、犯行の動機は劇団員たちの過去に関係していることが分かります。
物語が進むにつれて、劇団員たちの過酷な現実が見えてきます。
そして、加賀の恋の行方はどうなるのでしょうか?
感想
加賀が恋に落ちる姿を見られるのがいいですね。初々しいです。
途中で未緒の1人称のパートがあります。犯人が分かった上でもう1度読むと、また違った味わいがありますよ。構成がよくできています。
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