英語はどうやって勉強したらいいんですか?
勉強の悩みを解決する試み。
今回は、英語の勉強のやり方です。
まず意識改革をする。
「どうせ外国なんか行かない」
「英語って、何か役に立つの?」
「日本人だから日本語だけでよくない?」
などと、やらない言い訳をピーチクパーチクしている人は、この先を読む必要はありません。
こういう人は、どんなにいいことを聞いても、新たにやらない言い訳を作ってしまうからです。
英語をやる意味 直接役立つこと
勉強自体の重要度はもちろん高いですが、中でも英語は特に高いです。
結論からいうと、直接的には今後しばらく流行り続ける「プログラミング」に役立ちます。
HTML(サイト上の文字)やCSS(サイト上のデザイン)の入力は全て英語です。
現在の日本では、エンジニア(ウェブやアプリの作成・編集・更新を行う技術職)が圧倒的に足りていません。
何十万人という人手が今すぐ必要です。
ですから、学校教育でもプログラミング教育が本格的にスタートするのです。
自分の会社内でも、従業員100名の中でこういうことに強い人は5人もいません。
ホームページやアプリを自在に作って、ビジネスに活かすのは現代ビジネスの常識です。
コロナの時期で外出をしなくなったので、お客さんのスマホからいかにポチってもらうかが勝負の分かれ目です。
しかし、やりたくてもやる人間がいない、というのが現状です。
この状況で、「ちょっと勉強して仕事に生かそうかな」という人であれば、英語が苦手でも「プログラミング」を始めてみようかな、という人が多いはずです。
でも、やり始めてすぐに気付きます。
「あれ?英語だらけじゃん。この単語って見たことはあるけど、どういう意味だっけな、、、」とすぐに壁にぶつかって、挫折します。
英語の学習に抵抗がない人が、プログラミングを続けることができて、社会貢献ができます。
英語をやる意味 直接役には立たないこと
英語の場合は、「外国の文化を知ることで、日本の文化を再認識できる」というのが最大の魅力です。
「よろしくお願いします」「いただきます」「ただいま」こういった言葉は、英語にありません。
言葉がないということは、そういう発想がそもそもないということです。
ちなみにフランス語で「肩こり」という単語はありません。そもそも「肩こり」という発想がないからです。
これを深掘りすると、日本には「挨拶」を重視している文化があることが分かります。
だから手紙やメールでも時候の挨拶を、わざわざ伝えるんですね。
学校や会社では挨拶をする・しないや、挨拶のしかたが評価基準の一部になっています。
挨拶がなっていない人は、評価が必ず悪くなります。
こういった学ぶ意義みたいなものが伝えられないまま、とにかく詰め込み教育が進んでしまっているということも問題です。
学ぶことを疑問に思う子供たちの声は、教育する側がもっと拾ってもいいと思います。
英語の勉強のやり方
やることは2つ
1 単語・文法の暗記
2 長文読解に慣れる
「それは分かってる。それをどうやればいいのかが聞きたいの!プンプン!」という人。
「音読」を取り入れてください。
これだけで、英語の成績がグンと伸びます。
指導経験から言うと、英語が苦手な人、壁にぶつかっている人は、まず「音読」ができません。
単語1つの発音ですらできません。
単語や英文それぞれにある、強弱も分かっていません。
アルファベットの並び方だけ見て、ノートに練習しているだけです。
こんなことは苦痛だし、覚えられませんよね。
中学生であれば、教科書のUnitやLessonのパートごとに本文の音読を、何回か繰り返しましょう。
できれば10回の音読、3回の書き写しです。
音読のポイント 舌を味噌汁のおわんみたいにする。
日本人が日本語を話すとき、「らりるれろ」以外は、舌先が下の歯の歯茎くらいにありますよね。
英語を話す外国人は、舌先が上の歯の歯茎の手前にずっとあります。
これを知らずに英語学習を続けている人、英語を教えている人も多いです。
日本人が英語を話すのを聞くと、違和感がありますよね。「なんか違う」みたいな。逆に外国人が日本語を話すのを聞くときも、違和感があります。
その違和感の正体が、舌のポジションなのです。
音読ができるようになるとどうなるのか?
結論からいうと、英語をほぼ英語のまま理解できるようになります。
もちろん、頭の中で日本語にする作業はしています。
でも、そのスピードが圧倒的に速くなるのです。
こうなると、もう楽しくてしょうがありません。
オススメの本
中学英語の勉強でオススメすぎる本を貼っておきます。
本気でなんとかしたい人はぜひ取り組んでください。