「ダイの大冒険」[原作:三条陸、漫画:稲田浩司]
どうも、さっさです。
今回は後世に残したい漫画「ダイの大冒険」。
週刊少年ジャンプでの連載が1989年第45号〜1996年第52号。
↑全部で37巻あります。
僕は1996年に中2でした。
ドラクエはファミコンで1〜4をやり込み、スーパーファミコンで5と6も散々やり倒しました。
で、1回目のアニメ放送が1991年〜1992年。
これでどハマりして、以降37巻まで新刊の発売日に本屋さんに走る日々でした。
この時のアニメでは、連載がそんなに進んでいなくて、ダイがアバンストラッシュでバランを撃退するところまでで終わってしまいました。残念でしたね。
アニメ化が早すぎて、ストーリーが最後まで行かないというのはこの時期によくあることでした。(スラムダンクやH2がそうでしたね。残念でした。)
2020年から2回目のアニメ化がされています。
そのついでにマンガも新装版が出ていますね。
見どころ
勇者ダイの成長
クロコダイン、ヒュンケル、フレイザードと、次々と強敵が現れます。
戦っていく中で、ダイはアバン先生から教わった技を完成形へと近づけさせます。
敵であるバランが、実はダイの父親だったと分かります。
複雑な思いでの戦い。時には協力する場面もあり。
見ていて心を揺さぶられましたね。
ポップの成長 へっぽこキャラから、大魔道士へ
ポップは最初、鼻水たらし、修行はサボりがち、強敵からも逃げがちというへなちょこキャラでした。
作者の三条さんは、ダイとポップのダブル主人公でいきたいと考えていたそうです。
だんだん強くなっていくポップに、ダイの成長とはまた違ったカッコ良さがありました。
元々ポップは死ぬ予定だったんですが、周囲の猛反対にあってしまいました。そりゃそうですよね。
修行を重ねて、メドローア(極大消滅呪文という、メラ系とヒャド系を同時に放つ呪文)を使えるようになったポップはカッコ良かったですね。
以降、大魔道士として活躍します。
ヒュンケルの改心
元々、魔王軍の一員だったヒュンケル。彼はアバンのもとで修行をした、アバンの使徒の1人でした。
「鎧化!」
最初は剣、次は槍を主体に戦います。武器と一緒にくっついているものが鎧になるんですよね。槍の鎧の方がスッキリしてかっこいいですね。
大魔王バーンの圧倒的強さ
ポップの「メラゾーマ」とバーンの「メラ」のぶつかり合い。
メラゾーマが通じないことを嘆くポップに、バーンは言います。
「今のはメラじゃ」
…?!
呪文同士のぶつかり合いは、ドラクエ本作のゲームでは無い要素。
見応えがあります。