レ・ミゼラブル(2012字幕版)視聴記録
どうも、さっさです。
今回は映像作品「レ・ミゼラブル」視聴記録。
見たきっかけ
ニュースです。
2021年8月に「福岡で新型コロナのため、ミュージカルの残りの公演が中止」というものがありました。
その時期にシェークスピアの「マクベス」を読了していて、海外文学が元になっている作品を気にしている時でした。
「レ・ミゼラブル」って聞いたことはあるけど、どういう作品なんだろう?と気になりました。
知り合いに話したら、面白いですよ、ということだったこともあって、視聴しました。
後から知ったのですが、「オペラ座の怪人」を抜いて、国内ミュージカル映画歴代1位を記録した映画なんですね。
大まかなあらすじ
ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
Amazonの商品ページより
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく…
感想
・ミュージカル調で進んでいく展開に最初は慣れない。
ミュージカル映画だと知らずに見始めてしまい、「登場人物たち、みんな歌うやん。どういうこと?」と戸惑ってしまいました。勉強不足だった自分に反省(汗)
後から思えば、フォンテーヌが娘を育てられずに命を落としたり、ジャン・バルジャンが逃げても逃げてもジャベールに追いかけ回されたり、パリの下町の学生たちが国の兵士たちに撃たれてしまったりと、暗い場面が続きます。
「ミゼラブル」が「悲惨」という意味なのも、後から知りました。
こんな暗い内容であれば、ミュージカルにしないと最後まで視聴者が持たないのだろう、と僕は考えました。
僕は3回に分けて見て、やっと最後までたどり着きました。
・生きるって一体何なんだ?と考えさせられます。
あまりにも「悲惨」な内容が続くので、「生きるって一体何だろう?」と考えさせられます。
罪人、母親、警察、若者、盗人とあらゆる立場の人が登場するのですが、まあみんな幸せになりません。
幸せな結末を迎えたのはごく一部です。
人生、たどり着いたところに意味は無い。いかにその時に熱心であったか。それだけ。それだけが人生の意味。今、ここにいかに一生懸命になれるか。ふと振り返ったら、ここまで来ていた。それが人生。
僕の頭の中はこんな感じで落ち着きました。
「今、ここに集中して生きる」
「レ・ミゼラブル」はこういったことに気づける良作。
見て良かったです。
原作小説にも、いつか挑戦したいですね。
それでは、また。